(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
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江戸川コナン 毛利蘭 毛利小五郎 目暮警部 高木刑事 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 鈴木園子 伊東玉之助(17) 伊東めぐみ(7) 村木龍一(26) 白井ゆり(22) 荻原糸江(28) 近石鉄夫(35) 田島健三(45) 劇場スタッフ 女子A 宿の主人 おばさん 江戸小僧 |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 警視庁捜査一課警部 巡査部長、目暮の部下 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 旅芝居一座二代目座長、伊太郎役 玉之助の妹、帝丹小学校1年C組、おめぐ役 花形役者、江戸小僧役 娘役、元体操部 役者兼経理 座付作家 役者 米花劇場スタッフ 一座の座員 旅館米花の主人 旅館米花の女将 怪盗 |
高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 茶風林 高木渉 岩井由希子 高木渉 大谷育江 松井菜桜子 保志総一朗 あきやまるな 成田剣 大原さやか 伊倉一恵 福田信昭 鈴木泰明 千葉一伸 榎本充希子 平尾仁 岡本嘉子 ??? |
帝丹高校に転入してきた女形(おやま)もこなすという若き旅芝居一座の座長・伊東玉之助の二代目襲名披露特別公演の成功のため、彼を熱烈に応援する園子に半ば強引に誘われる形でチラシ配り&楽屋見学に行くことになった蘭。
そんな暇があったら勉強しろという小五郎の小言も、一緒に連れて行って欲しいという探偵団たちの希望もともに振り切り園子は蘭と二人で米花劇場に向かいます。
しかしコナンと少年探偵団の四人は大勢で行くと迷惑になるという園子の言葉で諦めるような素直な性格ではなく……四人揃って不敵な笑みを浮かべながら二人を見送るのでした。
全国のお得意様を1年から2年のローテーションで回るという旅芝居一座。玉之助は以前米花劇場にやって来た時にはまだ役者の一人に過ぎませんでしたが、座長を務めていた父親が1年前に病気で亡くなったため跡を継ぎ、今回は座長として興行を取り仕切る立場。座員が半減し、自らも月単位で転校を繰り返すなど、いろいろと大変な苦労をしながら何とか一座をやりくりしている辛い立場らしく、そんな母性本能をくすぐるような玉之助を何とか応援しつつ楽屋見学もしてしまおう、というのが今回の園子の狙いという訳なのです。
蘭と園子が米花劇場に到着すると、舞台の上では芝居の稽古の真っ最中でした。軽快に前方宙返りを決めるなど、派手な軽業の数々が次々と決まり思わず拍手を送る二人。そしてその場にいた玉之助や座員たちに対し丁寧に挨拶を交わしたのですが、そんな二人の背後には、こっそりと忍び寄る小さな四つの人影が…彼らは一体…???
結局’6人’の大所帯で舞台や楽屋を見学することになってしまった蘭と園子は、玉之助による一座の役者たちの自己紹介を受け、それから玉之助の案内で楽屋へと向かいます。まだ新作の台本が出来上がっていないらしく慌しい雰囲気の中、園子たちはまず最初に玉之助の妹・めぐみと出会います。
玉之助が頼りないためにしっかり者になってしまったというめぐみは、女の子とチャラチャラしている暇などない、といきなり玉之助にきつい小言をぶつけます。
そして自分がお客の相手を務めている間に早く台本を完成させるように脚本家と交渉してくるようにと玉之助のお尻を叩き、早速しっかり者ぶりを発揮するのでした。
それからめぐみは園子たちにちゃっかりついて来たコナンを一目みて喜びの声を上げます。コナンの隣りのC組に昨日転入したばかりというめぐみは、小さい頃の玉之助にそっくりというコナンの噂を聞き、コナンに関心を持っていたらしいのです。
そしてめぐみはコナンと「その他大勢」を引き連れて、楽屋を案内していくのですが…あまりにコナンに馴れ馴れしい態度を快く思わない歩美と、その可愛らしい女の戦いを微笑ましそうに見ている園子と蘭。そして戸惑いを隠せない当のコナン…様々な人間模様が描かれる中、鬘を被ったり化粧をしてみたりと一行は楽屋見物を存分に楽しんでいたのですが…
その時突然遠くから激しい物音がしたかと思うと、男の怒鳴り声が響き渡ります。どうやら声の主は新作の舞台脚本を担当する近石という男のもので、彼に台本を早く仕上げるように交渉に来た座長の玉之助を部屋から蹴り出した様子でした。そして廊下には床の上に倒れ苦しそうに呻いている玉之助の姿が……。
近石はやっと完成させた台本のラストを変更するようにと言われてカッとしたらしく、若いうちから世の中の仕組みが分からないと碌な大人にならないから、世の中の常識を教えてやったと平然と言ってのけます。
騒ぎを聞きつけて駆けつけた村木と白井、荻原ら舞台関係者と部屋にいた田島たちは、近石の勝手気ままな態度や横暴ぶりに皆憤りを隠せない様子でしたが、どうやらこれはいつものことのようで、この近石を中心として一座には不穏な空気が流れているようでした。
村木とめぐみに介抱されながら玉之助はなぜ台本のラストを打ち合わせの時のものから突然変更したのかと近石に問い質しますが、近石は「事実は事実、ドラマはドラマとしか言えない」と意味深な言葉を残し、結局その場はお開きとなります。
若いとはいえ座長に乱暴を働くこの一座に不審を持ったコナンは、一人近石と接触し出来上がったばかりの新作台本を見せてもらいます。彼の書いた脚本のタイトルは「伊太郎捕物帖 怪盗江戸小僧の巻」─どうやら最近世間を騒がせているという怪盗江戸小僧をモデルにした作品らしいのです。
江戸小僧というのは、半年前から東京を皮切りに全国各地を荒らしまわっているという広域指定の泥棒で、時代劇の泥棒のように屋根伝いに逃げたりトンボを切ったりする軽業を得意としているというのです。
軽業が得意な座員も数多い一座はそのせいもあって警察から江戸小僧を疑われることもあったらしく、何かと因縁深い作品のようでした。
一座に漂う怪しい空気を感じたコナンはその場に止まってこの一件をもう少し調べるつもりでしたが、近石に蹴られて精神的ショックが大きいという玉之助に気を使う蘭と園子の心遣いのために結局早めに楽屋を立ち去り、米花駅前でチラシ配りを手伝わされることになってしまいます。
しかし一座のことが気になって仕方がないコナンは探偵団たちとともにこっそりと劇場に戻り、めぐみと玉之助と再会。二人の勧めで客席で彼らの舞台の通し稽古を見学することになります。
そして近石が急に変えたという台本の中身が気になったコナンは芝居を注意深く観ていましたが、そこでその脚本の中にある奇妙な点に気づいたのですが…。
通し稽古が終わると、脚本家の近石立会いの下で最後の総仕上げをすることになり、玉之助はめぐみに楽屋にいる近石を呼んでくるようにと頼みます。そしてめぐみが急いで楽屋に戻り、近石のいる控え室の扉を開けてみると……
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