名探偵コナン161「流水亭に流れる殺意」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File161 流水亭に流れる殺意
英題
The Murder Floating in Ryusuitei
放映日
1999/9/20
原題
TVオリジナル
ジャンル
本格
事件現場
料亭・流水亭
管轄
東京警視庁捜査一課(目暮警部)
登場人物
江戸川コナン
毛利蘭
毛利小五郎
目暮警部
高木刑事
安西京子
新井隆一(29)
金田圭三(29)
岩間信夫(48)
板前1
板前2
客A
客B
女客C
本編の主人公、正体は工藤新一
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
警視庁捜査一課警部
巡査部長、目暮の部下
レジ係
縄文大学物理学 講師
縄文大学物理学 助教授
縄文大学物理学 教授
料亭・流水亭の板前
料亭・流水亭の板前
流水亭の客
流水亭の客
流水亭の客
高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
茶風林
高木渉
本間ゆかり
大川透
水内清光
増岡弘
長嶝高士
千葉一伸
横尾博之
小上裕通
小池亜紀子
あらすじ
「何なら私がお酌してあげようか…?」

 遅刻すると予約を取り消されるほどの人気を集めているという〈流水亭〉という料亭にやって来た小五郎、蘭、コナンの三人。早めに来過ぎて小五郎はまだ30分もあると不満そうでしたが、待った分だけその分美味しく味わえるのもまた料理の良い所。コナンは待っている間を利用して流水亭の店の中を見て周り、そのセンサーをつけた船が客室の周りを流れる水路を通って料理を客の所まで運んでいくというアイデアにいたく感心するのでした。
 お客が船で運ばれてきた料理を取った後部屋にあるボタンを押せば、自動的に船着場まで船が戻っていく…人気になるのも当然とこれからの食事が一層楽しみになります。

 しばらくすると二人組の新しいお客が店に入ってきて、既に店に来ていた岩間という縄文大学の教授をしている男性と合流。三人の話ぶりからどうやら岩間教授が二人のうちの一人・金田という男性の助教授昇進を祝おうと二人を誘ったようでした。

 しかし当の金田は待ち合わせの時間にも遅れ、岩間教授には自分から祝ってくれと頼んだ訳でもないと、そしてもう一人の同じ縄文大学の講師・新井という男性には「助手のくせに同期だからといって気安く呼ぶな」と見下したような言葉を浴びせかけます。更には八の間を予約していた同じ金田という名前の人間と間違われてひどく不機嫌な様子。
 その腹いせからか金田は岩間教授の奢りだからと、店で一番高い料理であるフグの白子を三人前も注文して…それを近くで見ていた小五郎も呆れてしまうほどの金田の身勝手ぶりに、お祝いという雰囲気からは程遠い冷たい空気が三人の間に流れていきます…。

 ようやく予約の時間になり二の間に通されて美味しい料理にありつけることになった小五郎たち。小五郎が料理を肴に日本酒を楽しみ、蘭とコナンもそれぞれ美味しい料理を堪能していると、突然隣りから落ち着きのない、とても慌てたような大声が聞こえてきます。
 どうやら隣りの三の間では先ほどの岩間教授たちが食事をしているらしく、岩間教授がコンタクトをどこかに落とし、探している間に慌てて料理をこぼしてしまった様子でした。小五郎が気になって水路から隣りを覗いてみると、自分の粗相を見られたくないからか扉をピシャリと閉められてしまいます。

 それから10分ほど経つと、酔いが回ってきて小五郎はすっかりいい気分に。外の水路を大きな船が通っていくのをじっと見守っていた蘭にもう一本飲ませて欲しいと頼むのですが…

 その時でした、突然遠くから女性の悲鳴とともに助けを呼ぶ声が…何事かと部屋から飛び出した小五郎は、八の間の客室の方を見ながら卒倒しているレジ係の安西京子を見つけ、急いで彼女が見ている部屋へと駆けつけます。そして中を覗いてみると…何と鋭利な刃物を胸に深々と突き立てられ、テーブルの上で息絶えている助教授・金田圭三の姿が……

豆知識
流水亭・略図


←水路

六の間
(一般客)
五の間
(一般客)
四の間
(一般客)
七の間
(一般客)
通路 三の間
(岩間教授達)
通路 通路 二の間
(小五郎達)
八の間
(事件現場)
通路 一の間
(一般客)
→水路
 ↓
水路→
厨房 
NEXTコナンズヒント
酔い止めの薬
コント
コナン「次回はスペシャル!」
元太「1時間!」
蘭「久しぶりのアイツに、どりゃー!(気合いのかけ声)」
OP
ギリギリchop」(B'z)
ED
Free Magic」(WAG)
監督
山本泰一郎/総監督 こだま兼嗣
脚本
いさみたかお
絵コンテ
こだま兼嗣
演出
戸澤稔
作画監督
佐々木恵子
ビデオ
PART6-7
DVD
PART7-1
評価

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