名探偵コナン363「都会のカラス」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File363 都会のカラス
英題
The City's Crows
放映日
2004/6/7
原題
TVオリジナル
ジャンル
半倒叙
事件現場
とある団地の1階入り口付近
管轄
東京警視庁捜査一課(千葉刑事)
登場人物
江戸川コナン
吉田歩美
小嶋元太
円谷光彦
千葉刑事
寺島刑事
江上タツ江
今井典子
住人
作業員
主婦
主婦
主婦
典子の恋人
本編の主人公、正体は工藤新一
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
捜査一課刑事、目暮の部下
捜査一課刑事
404号室住人、通称カラス婆さん
504号室住人、米花駅前のパン屋の従業員
団地の住人、遺体の第一発見者
粗大ゴミの回収業者
団地に住む主婦
団地に住む主婦
団地に住む主婦
今井典子の恋人
高山みなみ
岩居由希子
高木渉
大谷育江
千葉一伸
遠近孝一
山本圭子
岩男潤子
大西健晴
高木嘉明
眞継ゆわ
栢尾美穂
佐々木美鈴
佐々木望
あらすじ
「あり得ます! 頭いいですからね、カラスは…」

 カラスがカラスに殺された…!?─とある団地で発生した死亡事件の被害者・江上タツ江は、陰では周囲の人々から「カラス婆さん」と呼ばれて敬遠される町中の嫌われ者でした。

 以前ゴミ置場のゴミの中から偶然3等賞に当選していた宝くじを発見したことに味をしめたタツ江は、まるで都会のカラスのように朝早くからゴミ置場を回っては人が出したゴミの中を覗くことを日課とするようになったらしく…、またいつもカラスのような黒い服ばかり着ていたため、そのようにあだ名されるようになったというのです。

 ゴミの中のプライバシーを覗かれてはたまらない…と、そのことを苦にした住民が引っ越してしまったという例まであったらしく、団地中から疎まれ忌み嫌われる迷惑な存在だったのでした。

 そしてそのタツ江が今朝早く、自分の部屋のある団地の入口右横に置いてあった粗大ゴミの冷蔵庫の前で、無残な遺体となって発見されたというのです…!!

 死因は後頭部を強く打ちつけた事が原因と思われ、彼女の4階の部屋のベランダの手すりに紐で縛り付けられていた鉢植えが、運悪く下にいた彼女の後頭部を直撃してしまったというのでした。

 そしてその犯人を、警察は周辺一帯に生息しているカラスだと考えているというのです。彼らの中の一羽がくちばしか足を鉢植えに引っ掛け、それが原因で鉢植えをベランダに固定していた紐が切れてしまったと、千葉刑事はそう推理しているというのです。

 そこで冒頭で述べた通り「カラスがカラスに殺された」と、町中では専らの噂になっているというのですが…。

 とはいえ、現場の団地の向かいは工事中で人が住んでおらず、事件が起きた時刻は早朝ということもあって目撃者もいなかったため、まだはっきりカラスによるイタズラとは断定はされておらず、殺人事件の可能性も依然として残されている状況でした。

 そしていかに世間から疎まれる存在であろうとも、もし殺害されたのであればその犯人を放置しておく訳にはいかない…そんな強い決意でコナンはいつも通り事件現場を綿密に調べ始めたのです。

 やがて現場に残されていたある不自然な点を発見したコナンは、これが殺人事件だと確信。それを実行した犯人の目星もつけたのですが……

今回の見どころ
寺島刑事

 360「不思議な春のかぶと虫」に続いて二度目の登場となりました。これからレギュラーとして何度も登場させようという意図でしょうか? 結構地味で普通の刑事さんですが(苦笑)、千葉刑事に丁寧な言葉を使っているので、千葉刑事と同等かその部下ということになりそうです。

 高木刑事も千葉刑事もそうでしたが、こういった部下的な刑事さんというのは最初は目立たないものでして(苦笑)、この刑事も例外ではなく、おそらく二回目の登場だということすら気づいていない方も多数なのではないかなと思います。今後の活躍を期待したい所です。

NEXTコナンズヒント
双子
コント
元太「”シンクロニシティ”って?」
コナン「”同時に起こる”、”同調する”って意味の造語だよ」
OP
START」(愛内里菜)
ED
眠る君の横顔に微笑みを」(三枝夕夏 IN db)
監督
佐藤真人
脚本
扇澤延男
絵コンテ
青木雄三
演出
荻原露光
作画監督
渡辺章/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子
ビデオ
PART13-3
DVD
PART13-3
評価

TOPへ

名探偵コナンカレンダー

×