(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
| 江戸川コナン 工藤新一 毛利蘭 阿笠博士 目暮警部 高木刑事 鈴木園子 木村達也(21) 山田克己(21) 芝崎美江子(20) 隅井豪(28) 寺原麻理(23) 小泉裕美子 |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編の主人公、高校生探偵 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 新一の家の近所に住む自称天才科学者 警視庁捜査一課警部 巡査部長、目暮の部下 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 人気ロックバンド「レックス」のボーカル 人気ロックバンド「レックス」のドラム 人気ロックバンド「レックス」のギター カラオケボックス店長、元バンドリーダー 人気ロックバンド「レックス」のマネージャー 女優 |
高山みなみ 山口勝平 山崎和佳奈 緒方賢一 茶風林 高木渉 松井菜桜子 井上智之 小林正寛 松熊明子 松尾銀三 高乃麗 原作のみ登場 |
カラオケボックスを舞台にした毒殺事件ですが、出来としてはまずまず面白かったというところです。今回はコナンの純粋な論理的推理が発揮されていて見ごたえありましたね。
それに新一も声だけですが登場して、ファンにはたまらなかったのではないでしょうか。他にも蘭のミーハーぶりが発揮されていて苦笑してしまいました(笑)。園子は相変わらずですが(笑)。
更に高木刑事が何と声だけですが登場し、初めて声の出演のテロップに名前が載っています。原作にはない設定ですが、高木刑事ファンにとっては非常に記念すべき作品といえますね(笑)
まずトリックについてですが、被害者の歌うときの癖を利用した実に上手い方法だと思います。またそれについての伏線というのが後から見るとたくさん張られていることがよく分かります。今回は外部犯ということはあり得ない事件だけに、よほど用意周到に計画しなければ成功しないトリックですが、これなら成功してもおかしくないかもしれませんね。
またもう一つの焦点である犯人当てとその動機ですが、こちらも意外な動機が隠されていて興味深かったですね。ただ私には犯人の心理がちょっと理解できなかったですが(苦笑)。でも思いつめた精神状態の中ではあり得ないことではないと思います。すれ違いが生んだ悲劇ということで悲しいお話でした。最後の蘭が新一の帰りを待っているシーンも思わず胸が熱くなりました。
満点ではない理由ですが、この事件には唯一の欠点というか、ここさえ何とかなれば・・・という部分がありました。それは犯人であるという決定的証拠というものが、達也のライターが犯人のジャンパーの中にあったこととされている点です。
確かに達也の指紋つきのライターが出てくれば容疑はぐっと濃くなるとは思います。しかし、だからといって決定的とはいえないのではないでしょうか。後から真犯人が容疑を着せるために入れたとも言えなくはないからです。そう考えるともう少しジャンパーのすり替えが行われたという決定的な証拠(ジャンパーにある種のシミがついていたとかもっと直接的なものです)が欲しかったような気がしてならないですね。