毛利小五郎探偵事務所2F データベース「TVアニメ」
| タイトル | File450-451 トリックvsマジック | ||||
| 英題 | Trick vs. Magic | ||||
| 放映日 | 2006/8/28・9/4(前編・後編) | ||||
| 原題 | TVオリジナル | ||||
| ジャンル | 本格 | ||||
| 事件現場 | 米花ホール(冬城幻陽マジックショー会場) | ||||
| 管轄 | 東京警視庁捜査一課(目暮警部) | ||||
| 登場人物 |
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| あらすじ |
「実は団員の中に、私の命を狙っている者がいまして…その人物を毛利さんに突き止めて欲しいんです。」明るいイメージの真田一三と違い蘭の大嫌いなお化けでも出てきそうなダークな雰囲気が売り物の人気マジシャン冬城幻陽。冬城が名探偵の毛利小五郎に大至急会いたいと連絡をよこしたのには訳がありました。冬城が小五郎に会いたがった理由、それは他でもない、彼が主催する団員たちの中に彼の命を狙っている者がいるらしく、その人物を小五郎に突き止めて欲しいというものでした。そしてその根拠として最近2度、稽古中に機材が上から落ちてきて危うく命を落としかけたという事件が発生していたというのです。 その冬城が主催するマジックショーの団員は全部で5人おり、冬城の話とその後の小五郎の調査により、全員に彼を殺害する動機があることが分かります。 まず女性アシスタントの上原美佐は三年前まで冬城の恋人だったらしいのですが、一方的に冬城に婚約破棄をされ、今だにそのことを根に持っているらしく、同じくアシスタントの中川千明は冬城の元妻で1年前に協議離婚が成立したものの、冬城が何度も浮気していたことを今も恨んでいるというのです。 次にビデオ係の石田一馬は冬城の愛弟子でマジックの素質もあり性格も素直、冬城も唯一信頼を置いていると明言している存在なのですが、アシスタントの中川千明の言葉によれば、マジックの勉強のためにとビデオ係をさせられる日々が続き、なかなかマジシャンとして舞台に立たせてもらえないことに不満を感じているようでした。 そして演出家の庄司真吾は元はマジシャンで冬城の兄弟子だったのですが、マジックの才能はなかったらしく、そこを冬城に演出家として拾ってもらったのでした。ところが演出の方向で冬城と意見が食い違うということが続き、今回の公演を最後に解雇されることが決まっているというのです。 最後にクレーン係の長谷川実はギャンブル好きが災いして冬城から多額の借金を背負っているらしく、表向きは冬城に感謝の気持ちを現わしていますが、冬城が死ねば借金がチャラになるだけに、彼にも充分に冬城の命を狙う動機がありそうでした。 そんないつ誰に命を狙われるか分からない状況ではありましたが、冬城もプロのマジシャンの一人。見えない脅迫者に屈し公演を中止することなど考えられず、そのためその日の晩の公演ももちろん予定通り行なうと小五郎に明言します。 しかし中には命がけのマジックもあり、万が一に備え緊急事態を知らせるサインとして手を開いたり閉じたりするポーズを取った場合、ショーの最中でも構わず舞台に上がり救出に向かうということで小五郎と冬城と合意。外では雷が鳴り響き怪しい雲行きの中、ほどなく夜のマジックショーの舞台が切って落とされたのでした。 まずはクレーンで宙吊りにされ、トラが勇ましく吠える檻の中から冬城が突如出現するマジックを皮切りに、定番の美女の胴切り、そしてナイフ投げを経て、「鋼鉄の針」と呼ばれる中央に置かれたベッドに磔にされた冬城の上に数十本の鋼鉄の針が落ちてくる非常に危険なマジックへと舞台は進んでいきます。 もっともこの「鋼鉄の針」というマジック自体、実は両手両足を留めているベルトがマジックテープになっていて簡単に外すことができ、アシスタントたちが台をカーテンで覆った後にすばやくベルトを外して台の脇の小さなスペースに逃げ込むという単純なものでした。ところが冬城の手足がベルトで固定され、女性アシスタントがカーテンで覆うとしたその時、事件が起きたのです。 何と次の瞬間、台の上に磔にされた冬城の左手が開き、また閉じ…ショーの直前小五郎と決めた例の緊急事態を知らせるサインが冬城から発せられたのです! すぐに小五郎は大声で「待った!」という叫び声を上げますが、そんな緊急事態とは知る由もないであろう女性アシスタントの上原美佐は針を落とすためのロープを力を込めて引っ張り… |
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| 今回の 見どころ |
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| 豆知識 |
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| NEXT コナンズ ヒント |
File450 掛け金 File451 舞台役者 |
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| コント | File450 コナン「次回はトリックが明らかに!」 蘭「事件? それともマジック?」 コナン「おしえなーい」 蘭「ん?」 File451 蘭「次回はこんぴらであの一座が…」 佐藤「きんぴらぐらい私だって作れるわよ」 コナン「スペシャルギャグ?」 |
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| OP | 「100もの扉」(愛内里菜&三枝夕夏 コーラス:スパークリング☆ポイント ) | ||||
| ED | 「もう君だけを離したりはしない」(上木彩矢) | ||||
| 監督 | 佐藤真人 | ||||
| 脚本 | 古内一成 | ||||
| 絵コンテ | File450 荻原露光 File451 土屋日 |
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| 演出 | File450 荻原露光 File451 土屋日 |
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| 作画監督 | File450 菅野智之/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子 File451 小林ゆかり/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子 |
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| ビデオ | - | ||||
| DVD | PART15-7 | ||||
| 評価 |
| 感想 |
評価 ★★★★★今回の作品はオリジナルの前後編でしたが、最近にしては極めて珍しい、しかもよくできた謎解き本格ミステリーでした。前編だけでも犯人を当てられるように作ってありますし、伏線もいろいろと張ってあって、久し振りに楽しませて頂いた感じがします。溺死だとすれば蓋に細工する以外はトリックは考えにくいこと、そしてその蓋に小五郎以外に唯一触れたのが犯人だったこと、そして小五郎がその蓋を触ろうとした時に「人工呼吸を」と蓋から離れさせようとした点などを考えれば、大体予想どおりのトリックと結末、そして伏線だったのですが、唯一冒頭で小五郎と初対面の際に冬城が行ったリング・マジックも実はちゃんと伏線になっていたのにはビックリしました。細かい所まできちんと考えて作られており、こういう所に完成度の高さが伺えます。 印象としては正直皆さんの評価が(低くもないが)あまり高くないのが意外です。ド派手なトリックという訳もなく、また今回はガチガチの本格ミステリでサスペンスもアクションもない展開だけに、お子さんには判りにくかったのでしょうかね。 この点最近のコナンは原作が題材の前後編の時に事件が発生するのを前編の一番最後に持ってくるという構成が非常によく目立ちます。 そうすると原作は3編構成で1編目に事件が発生するというのが一番多いパターンなので、原作の1編目だけでアニメの1編目を作り、原作の2編目と3編目でアニメの後編をつくることになりますから、どうしても前編がオリジナルシーンも含めてかなりゆったり長めに、後編は細かいシーンが数多くカットされて説明不足かつ急ぎ足のような感じで展開されることになり、見ていてとてもバランスが悪い気がしてなりません。 そして今回の作品はオリジナルですが、事件発生は最近の原作放映の傾向と同じような感じで前編の最後の最後でしたが、しかし前編で展開された話はほとんどがミステリとしてちゃんと意味が持たされており、冗漫な感じもしませんでした。さすがに劇場映画もいくつも担当され、コナンのメイン脚本家を長年務める古内氏だけのことはありますね。 テレビオリジナル作品で「ちょっとトイレ」とか「居候のコナン」とかファンにはお約束のセリフを織り交ぜて思わずニヤリとさせるような脚本を書いてくれる脚本家も最近ではめっきり少なくなってしまっただけに、初期の作品をよく知っているオールドファンとしてはこれからも数多くの脚本を書いて頂きたいと願わずにはいられません。 個人的には小五郎が冬城に依頼された後に赴いた舞台裏で、他の団員たちに見つからないように、美女の胴切りの中に隠れようとした時にコナンが「足引っ込めて」と言い、それに対して小五郎の言った「はい」と答えるセリフが一番笑った箇所でした。 こういう何気ないセリフで笑わせてくれる脚本家と、何気ないセリフを面白おかしくできる声優さんには、ただただ感心するばかりです。 |
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| 豆知識 |
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