毛利小五郎探偵事務所2F データベース「TVアニメ」
| タイトル | File9 天下一夜祭殺人事件 | ||||||||||||||||
| 英題 | Tenkaichi Night Festival Murder Case (CC: Festival Fiasco) | ||||||||||||||||
| 放映日 | 1996/3/4 | ||||||||||||||||
| 原題 | 【第6巻】 File9「祭りの夜」 File10「アリバイは完璧!?」 【第7巻】 File1「写真のワナ」 |
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| ジャンル | 倒叙(アリバイ崩し) | ||||||||||||||||
| 事件現場 | 桶山ホテル(三村山・天下一夜祭会場付近)〜桶山駅 | ||||||||||||||||
| 管轄 | 埼玉県警(横溝刑事)(手帳では横溝正文となっている) | ||||||||||||||||
| 登場人物 |
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| あらすじ |
「犯人が笹井だけに…」埼玉県にある三村山に「天下一」の形に火を焚く行事として有名な天下一春祭。すっかり闇に包まれた三村山に「天」の文字がゆっくりと点火されていく場面がTVに映し出されている頃、付近にある桶山ホテルの一室では一人の男が外へ出かける準備のため忙しそうにしていました。男の名前は笹井宣一。直本賞受賞作家の今竹智とは以前コンビを組んで作品を発表したこともある間柄で、今夜もその今竹の受賞を祝うためにこのホテルに宿をとったはずでした。しかし… 今笹井はつばの広いキャップを被りサングラスをかけ、首には口元を覆い隠すようにしてラベンダー色のマフラーを身に纏っていました。そう誰にも顔を見られないようにするために…そしてまるで物盗りが侵入したように見せかけるために部屋の中を荒らし終えると… ─今竹の奴は、呑気に歯なんか磨きながら財布を取りに戻って来た自分に文句ばかり言ってきやがる。こう慌しいのではおちおちゆっくりもしていられないだと…? だったら思う存分ゆっくりさせてやろうじゃないか…そう、もう何も考えなくても済むように… 部屋を出た笹井は仕上げに今竹の財布から金を抜き取り、ホテルを飛び出して付近の川へとやってきます。橋の上まで来ると、ピストル、上着、マフラー、サングラスを投げ捨てて…黄色い使い捨てカメラを手に一人勝ち誇ったように薄ら笑いを浮かべながら川の底に沈んでいくサングラスを眺めていたのでした。 一方夜祭の会場ではついに「一」の字も点火されて、祭りは最高潮へと達している所でした。それを楽しそうに眺めている浴衣姿の見物人たち。そしてその中には小五郎と蘭、それにピンクの風船をぶら下げてちょっぴり恥ずかしそうなコナンの姿もありました。どうやらもうすっかり祭りを楽しんだ様子の三人でした。 そんな三人のもとに、息を切らせて駆けてくる一人の男がいました。男はどうやら祭りに遅れてしまったようで、慌てて会場に駆けつけた様子。日焼けした健康的な肌にアゴの長い顔が印象的なその男は、汗を拭いながらせめて記念になればと蘭たちに天下一の文字をバックに写真を撮ってくれるように頼みます。そしてお礼にと一冊の本を蘭に差し出します。 彼は笹井宣一といい「オーストラリア紀行」というタイトルのその本を書いた張本人でした。そして彼は直本賞受賞作家・今竹智と知り合いで、今日も今竹を連れてこの夜祭に彼の受賞を祝うためにやって来たというのです。それを聞いて嬉しそうなミーハーな蘭でしたが… そこへ現われたのは、珊瑚のような頭に迫力のある大きな顔をした、茶色いスーツ姿のがっちりとした体格の男でした。男はすぐに「埼玉県警 横溝正文」と書かれた黒い手帳を開いて見せ、笹井を睨みつけながら自分が刑事であることを伝えます。 横溝刑事の話では、どうやらこの近くで殺人事件が発生したらしく、しかもその被害者が何と目の前にいる笹井宣一の友人である作家の今竹智だというのです。 それを聞いてひどく驚いた様子の笹井でしたが、どうやらその笹井には彼を殺す充分な動機が…。そして横溝刑事はどうやらその彼をひどく疑っているようでした。 しかし現場の桶山ホテルに向かい、捜査を開始した横溝刑事と小五郎たちは、その笹井に鉄壁のアリバイが存在することを知って…… |
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| 今回の 見どころ |
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| 原作との 相違点 |
細かい所ですが、アニメの方では横溝刑事が開いて見せた警察手帳の中に彼の名前がきちんと出ていました。「正文」となっていて、これは名前の元になった金田一耕助シリーズで有名な作家・横溝正史氏のもじりだと思われます。 ただ現在はすでに「参悟」という名前が付けられています(34巻、284・285「中華街 雨のデジャビュ」参照)。やはり珊瑚(サンゴ)頭だからなのでしょうかね(苦笑) |
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| 豆知識 |
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| NEXT コナンズ ヒント |
テレビゲーム | ||||||||||||||||
| コント | コナン「次回も、真実はいつも一つ!」 | ||||||||||||||||
| OP | 「胸がドキドキ」(ザ・ハイロウズ) | ||||||||||||||||
| ED | 「Step by Step」(ZIGGY) | ||||||||||||||||
| 監督 | こだま兼嗣 | ||||||||||||||||
| 脚本 | 古内一成 | ||||||||||||||||
| 絵コンテ | 佐藤真人 | ||||||||||||||||
| 演出 | 佐藤真人 | ||||||||||||||||
| 作画監督 | 河村明夫 | ||||||||||||||||
| ビデオ | PART1-3 | ||||||||||||||||
| DVD | PART1-3 | ||||||||||||||||
| 評価 |
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| 感想 |
評価 ★★倒叙ミステリということで今回は犯人当てはない訳ですが、それでもストーリーは相変わらずよく練られていて充分楽しめると思いますそれにしても大胆不敵な犯人ですよね(苦笑) あんなに目撃者がいる所で犯行を犯すというのは余程自信があったということなのでしょうか? しかし警官とか格闘家とか、頑強そうな人間が近くにいたら、トリックを仕掛ける前に一発で取り押さえられる可能性もあるのに…繰り返しますが全く持って大胆な犯人です(苦笑) そして伏線の張り方も大胆でしたね。目の前に何度も日焼けの痕は出てきている訳ですから(笑)、気づかずに解決編で結末を知った方は本当に悔しかったことと思います。ミステリとしてはそれなりに楽しめる作品ですが、日焼けの痕だけが決定的証拠だけに、これに気づいてしまったらあとは退屈かもしれませんね ただ初登場となった横溝刑事が執念深く笹井を追い詰めていき、またその笹井が横溝刑事に対して挑戦的な態度を崩さなかったため、決定的な証拠が提示されて笹井が観念した時は本当にスッとしたと思います。そのような感じで勧善懲悪という部分で楽しめる作品でもあります そしてラストは、初期作品の中では最も気に入っているエピソードです。特に原作では横溝刑事が部下にもっと笑うようにドンとどつくだけなのですが、アニメの方では部下に「笑えこの野郎!」とおそらく大塚明夫氏のアドリブだと思うのですが、愛想笑いしながら言っている部分があって、そこが大爆笑でしたね(笑) ぜひ音量を大きくしてよく聞いてみて下さい。かなり笑えます |