毛利小五郎探偵事務所2F データベース「TVアニメ」
| タイトル | Ova.1 コナンvsキッドvsヤイバ 宝刃争奪大決戦!! | ||||
| 英題 | Conan vs Kid vs Yaiba: The Decisive Battle over the Treasured Sword | ||||
| 放映日 | 全員サービスビデオ 小学館週刊少年サンデー2000年第46号より応募開始 |
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| 原題 | 【まじっく快斗第3巻】 File.5「〈番外編〉刃vs.快斗!」 |
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| ジャンル | 本格、サスペンス | ||||
| 事件現場 | 帝丹小学校1年B組〜米花町内〜毛利探偵事務所〜峰家 | ||||
| 管轄 | 警視庁捜査二課(中森警部) | ||||
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| あらすじ |
「まってたぜ、カンチョーキッド!!」ある日の帝丹小学校、その日最後の授業となった国語の時間を終え、帰り支度を始めたコナンの机の上に突如として置かれた水色の紙袋。その紙袋を届けたのは同じクラスに通う少年探偵団のメンバー円谷光彦で、中に入っているのは光彦の持っているマンガということでした。コナンはすっかり忘れていたのですが、実は以前光彦とマンガを貸してもらう約束を交わしていたのです。そしてその紙袋、コナンの机の上まで届けた光彦がげっそりとして息を切らせるほどの重さでした。当然中に入っているであろうマンガの数も半端なものではないことが窺い知れたのですが、これほどの冊数とは予想だにしていなかったコナンは、ただ呆然とするばかりでした…どうせ貸すのなら少しずつにしてくれればいいのに… それから…とある別の日のこと、町を歩いていたコナンは偶然少年探偵団の三人と遭遇します。すると三人は光彦が苦労して手に入れたという仮面ヤイバーの最新ゲームソフト「仮面ヤイバーIII 三人の魔法使い」の話題で盛り上がっていました。 今回のゲームはタイトルの通り魔法の世界が舞台らしく、魔法使いのおばあさんも出るのではと期待に胸を膨らませる探偵団たち。早速ゲームをプレイするため探偵団が”アジト”にしているという毛利探偵事務所に向かおうとしたのですが… ところがそこへ探偵団たちを呼び止める女の声がしてコナンたちが声のした方を振り向いてみると、シャッターの閉められた店の前には灰色の布で全身を覆い隠し、宙に浮かぶ大きな水晶玉をじっと見つめている占い師のような、あるいは魔法使いのような人物が座っていたのでした。 まさか魔法使いのおばあさんが…!? あまりに都合の良い展開で姿を現わした魔法使いの女と正体を見せたその女の”ド派手な”格好に驚くコナンでしたが、やがて女は一族に代々伝わり彼女の質問には何でも答えてくれるという魔法の玉を使い、コナンに伝えたいことがあると言って次のような言葉を残したのです。 虎と禿鷹と大蛙のいる場所で、コナンに何かが起きる…それだけ言い残すと玉は主の女とともにあっという間に姿を消してしまったのです。 現実には起こりえないような出来事を目の当たりにし、やはり女は本物の魔法使いだったと驚き感心する探偵団の三人でしたが、一方コナンはというと、突如姿を見せそれからあっという間に消えてしまった魔法使いの女も妙ではあるものの、他にも何かが変だと感じたらしく…… そんな妙な違和感を抱えたままコナンが探偵団たちを連れて毛利探偵事務所に帰ってみると、中には珍しく依頼人が来ていて小五郎が話を聞いている最中でした。 来客中では致し方なしと探偵団は事務所を後にしようとしますが、母と娘と思われる二人の依頼人の話す依頼内容を耳にするとコナンの目の色が一瞬にして変わったのです。 「今夜八時、貴家の宝刃をいただきに参上する 怪盗キッド」…何とその依頼人の依頼内容というのは、怪盗キッドからの予告状を受け、自分たちの家にある先祖伝来の宝刃を守って欲しいというものだったのです…! 依頼を受けた小五郎は、宝刃を守るだけでなくキッドも捕まえて見せると高笑いをしながら大見得を切りますが、コナンはというとキッドからの予告状を持参した依頼人の峰という名前の親子に興味を引かれたのです。この二人、以前どこかで出会ったことがあるような…… 一方キッドからの予告状を受けた峰家では、キッド逮捕に執念を燃やす警視庁捜査二課の中森警部がキッドの犯行を防ごうと峰家を訪れていました。 何としてもキッドを捕まえようといきり立つ中森は峰家にキッド逮捕のため捜査協力を求めますが、峰家といえば誰もが皆剣道の達人ばかり。それもあってか応対に出た峰家のご隠居は、自分達の家ぐらい自分達で守ることができると警察の捜査協力を断固として拒み、中森警部以下の刑事たちを軒並み屋敷から叩き出してしまったのです。 それから中森たちと入れ替わるようにして峰静香、さやかの親子が小五郎と蘭とコナン、それに少年探偵団を伴って峰家に戻ってきますが、ご隠居の返事は中森たちの時と同じ…どうやら静香とさやかの依頼というのは家の者には無断だったらしく、二人はご隠居から小五郎の協力も断るようにと言い渡されてしまったのです…。 結局中森警部ら警察の捜査陣たちは屋敷内の警護は諦めて屋敷の周りを固めることになりますが、小五郎たちの方はというと静香の一存で何とか屋敷の中に入れてもらえることになり、峰家はその内を峰家の剣道の達人たちと名探偵の小五郎、そして外を中森警部の指揮する警察が固めることとなり、あとはキッドの襲来する夜8時を待つばかりとなったのでした。 やがて夜も更け、運命の夜8時を間近に控えますが、その時刻になってもコナンは昼間から続く妙な違和感の正体にずっと悩まされ続けていました。しかしそんな中でも何とか峰家の宝刃を宿敵キッドから守るべく、コナンは守るべき宝刃のありかを聞き出そうとしてご隠居にしつこく食い下がっていたのです。 ところがそんなコナンの言葉にも、ご隠居は自分は知らないと話をはぐらかすばかり…。一向に進歩の見られない中ご隠居の部屋までしつこくくっついてきたコナンでしたが、そこでとんでもないものを発見したのです。 なんとご隠居の部屋の中には、外交官の事件の際にコナンの体を一時的に戻してくれたあの中国のお酒、白乾酒(パイカル)があったのです! ご隠居から健康のためいろいろな薬草を煎じて飲んでいると聞かされたコナンは、自分も少し風邪気味だと偽り、何とかそのお酒を飲ませて欲しいとご隠居に頼んでみたのです。すると… |
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| 今回の 見どころ |
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| 原作との 相違点 |
今回の作品は元になっているのは、コナンでもお馴染みの怪盗キッドが主人公の青山作品の一つ「まじっく快斗」の第3巻の「〈番外編〉刃vsキッド!」というお話です。 この話、実はコナンが始まる前の1993年8月に発表されたもので、もう一つの青山作品「YAIBA」の登場人物が登場し、主人公の鉄刃と怪盗キッドが対決するというのが本来のストーリーなのですが、今回のOVA化に際してコナンとコナンの登場人物も登場させ、コナンvsキッドvsヤイバという形で青山先生の3つの作品に登場する人物たちが総出演して展開してくストーリーにアレンジされています。 ですからコナンやコナンキャラが登場してくるシーンはすべてビデオオリジナルであり、それ以外の部分は「まじっく快斗」の原作からということになります。 詳しく検討してみると、まず帝丹小学校での光彦とコナンのやり取りから町中での探偵団たちと魔法使いとのやりとり、そして依頼人として毛利探偵事務所を訪れた峰親子と小五郎たちの対面シーンなどはすべてオリジナルストーリーで、そのすぐ後の舞台が峰家に移りご隠居の手により中森警部以下警察が屋敷から叩き出されるシーンから原作はスタートします。 その後も刃と探偵団たちが仮面ヤイバーについて話すやり取りや峰家の主・雷蔵と小五郎たちが対面するシーン、探偵団たちが峰家の庭の中で刃のペット3匹に遭遇するシーン、小五郎と刃の父・鉄剣十郎が飲んだくれるシーン(笑)、コナンがご隠居の部屋で白乾酒を発見するシーンなど、怪盗キッドが登場して峰家に姿を見せるまでのシーンは全部オリジナルです。 それからラストも当然違っていて、ミステリ仕立てで推理シーンがちゃんと用意されていますしオチも全然違っています。またそれに伴って原作ではまじっく快斗のヒロインの中森青子も登場しているのですが、今回のOVAでは残念ながら登場シーンはなくなってしまっています。 |
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| 豆知識 |
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| ED | 「夏の幻」(GARNET CROW) | ||||
| 監督 | 山本泰一郎 | ||||
| 脚本 | 古内一成 | ||||
| 絵コンテ | 山本泰一郎 | ||||
| 演出 | 山本泰一郎 | ||||
| 作画監督 | 青野厚司 | ||||
| ビデオ | 週刊少年サンデー 全員サービスビデオ | ||||
| DVD | シークレットファイル vol.1 | ||||
| 評価 |
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| 感想 |
評価 ★★★今回の作品は青山作品の主要キャラクターが多数登場するオールスターとでも言うべき豪華な作品で、全員サービスビデオの第1作目としてはうってつけの内容となっています。まさしく青山作品のファンの方にはたまらない一本でしょうね。一方原作ではキッドvsヤイバだったものにコナンも新たに追加していることもあってオリジナルシーンも多数追加され、それに伴って話自体もミステリー仕立てになっています。謎自体は決して大したものではありませんが、伏線もきちんと張られていて謎解きの楽しみも味わえるでしょう。 ただ謎そのものが普段からコナンを見慣れていることと、青山作品に対して若干知識がないと分からないものということもあり、そうではない方には分かりにくい話であるのは事実です。 だからこそファンサービスビデオにうってつけということなのですが、現在はシークレットファイルとして市場にも流通していることもありますから、そういう作品だと理解してご覧になられた方が賢明かと思います。ということをネタバレ感想の中で書いても仕方ないのですが(苦笑) ラストに関しては結構よくある夢だったという話ですが、そのヒントになっている各キャラクターのいろいろな違いに関してはこの作品を見て改めてそうだったのかと気づかされるものもあるかもしれません。特に元太の十円ハゲなどは目からウロコかもしれないですね(笑) 個人的にはやはり小五郎と刃の父剣十郎が酒を飲んで大騒ぎしていたシーンが最高でした(笑) あとは原作にもあるシーンですが、怪盗キッドは峰家の女性3人を”たぶらかす”シーンというのがこの作品の一番の見せ所ではないでしょうか。 |