静岡県警　横溝参悟警部
(Inspector Yokomizo Sango)

◆横溝参悟

　名前は参悟で、静岡県警所属の警察官。階級は不明でしたが305-306「見えない容疑者」で正式に警部であることが明らかにされました。

　初登場は9「天下一夜祭殺人事件」で、コナンキャラの中では実はかなりの古株。非常に使い勝手もいいらしく、ＴＶオリジナルでもかなりの数に登場しています。

　元々は埼玉県警所属でしたが、68-70「闇の男爵殺人事件」からは静岡県警に転勤となり、最近は伊豆をはじめとする静岡県で発生した事件になると元気な姿を見せてくれます。
　余談ですが、青山先生がアニメコミックスで話されていたことによると、横溝刑事は元々はコナンたちが行く先々で転勤を繰り返して登場するキャラクターとして考えていたのだそうです。

　最近になって神奈川県警で警部をしている弟がいることが判明しました。兄弟ともども、これからも頼もしい存在として大活躍を見せてくれることでしょう。

◆管理人の横溝刑事像

　初期のコナンでは、数多いコナンキャラのへッポコ刑事の中で唯一の切れ者と言われていました。最近は佐藤刑事のようなな優秀な刑事も登場していますが、やはり彼がその元祖でしょう。

　眠りの小五郎を誰よりも尊敬していることが強調されがちですが、小五郎だけでなく、園子や阿笠博士とも何回か共演し、優れた推理にはちゃんと耳を傾けてくれる度量の広いところも好きですね。これからも原作・オリジナルに関係なくたくさん活躍してくれることでしょう。

それから名前についてですが、実はアニメでは初登場となった9「天下一夜祭殺人事件」の際に手帳には「正文」と名前が出ていました。
　これはおそらく名前の由来となった金田一耕助の生みの親である推理作家横溝正史氏のお名前を少し変えてつけたのだと思いますが、原作ではっきりと参悟とされましたので、これで決まりですね。

　個人的にはこれだけ貢献しているキャラなのですから、早く銀幕デビューを飾らせてやって欲しいです（笑）