名探偵コナン124-125「謎の狙撃者殺人事件」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File124-125 謎の狙撃者殺人事件
英題
A Mysterious Sniper Murder Case
放映日
1998/11/16・11/23(前編・後編)
原題
TVオリジナル
ジャンル
本格
事件現場
イベントホール(岩ノ風部屋優勝祝賀会場にて)~山本総合病院~都内某所の廃ビル~石本精機本社ビル 社長室
管轄
東京警視庁捜査一課(目暮警部)
登場人物
江戸川コナン
毛利蘭
毛利小五郎
目暮警部
高木刑事
石本誠二(54)
田中幸子(25)
高田正雄
新倉常章(32)
平岡志郎(35)
柴田健一(29)
風兜
風岩戸
司会者
おばさん
コンパニオン
美人依頼人
殺し屋スネーク
本編の主人公、正体は工藤新一
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
警視庁捜査一課警部
巡査部長、目暮の部下
石本精機 代表取締役
石本誠二の秘書、事件の依頼人
衆議院議員
高田代議士の秘書
〈ピラニアの平岡〉と怖れられる恐喝屋
長髪の男
小五郎に風岩戸と間違えられた関取
祝賀会場にいた関取
岩ノ風部屋優勝祝賀会司会者
祝賀会出席者
祝賀会コンパニオン
毛利探偵事務所に現われた依頼人
テレビドラマに出ていた殺し屋
高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
茶風林
高木渉
川久保潔
引田有美
中博史
銀河万丈
大友龍三郎
佐藤政道
声の出演なし
松尾銀三
千葉一伸
岡本嘉子
高森奈緒
斉賀みつき
???
あらすじ
「あげます、あげます、全部あげます。ついでに結婚してもいい…」

 探偵料代わりにパーティー券を押し付けられてしまった小五郎は、岩ノ風部屋優勝祝賀会場にて何とか元を取るべく、テーブルに並べられたご馳走の数々ををガツガツしながら口の中に押し込んでいました。するとそこへ美しく知的な女性が姿を現わし、名探偵の小五郎にお願いしたいことがあるため時間を割いてもらえないかと頼んできたのです。すると小五郎は…

 その女性─田中幸子の案内で小五郎の前に現わしたのは石本誠二という小太りの中年男性でした。彼は航空機やコンピュータ関係の精密部品を製造販売しているという石本精機の代表取締役を務めるワンマン社長でしたが、その彼のもとに脅迫状が送られてきたというのです。

 「貴様は生きている価値のない人間だ 必ず俺が殺してやる」─そこで小五郎の手で石本のボディーガードをして欲しい。石本の秘書である田中幸子たっての指名に、小五郎は石本だけでなく、幸子の密着ガードもしなければと心に誓うのでした…。

 一方、その頃蘭とコナンは、会場にいる人間たちの職業を推理するゲームをしながら豪華な料理に舌鼓を打っていました。染物屋の社長、どこかの代議士の秘書…まるでシャーロック・ホームズのように、コナンは次々と人間観察をしながら蘭の指し示した人々の職業を当てていきますが…

 ところがそんな会場内に一人だけ、場違いな感じのする男がいたのです。そのサングラスの男は会場脇の壁にもたれながら辺りを見回し、しきりに何かを探るような様子でいたのです。あの男は一体…!?

 小五郎と蘭、コナンがそれぞれ会話に夢中になっていると、急に会場内の照明がスポットライトの光を除いて全て落ち、そのスポットライトに照らし出されたパーティーの司会者の手で、来賓として会場に招かれた衆議院議員・高田正夫が紹介され、壇上に上がって祝辞を述べることとなったのです。
 司会者の紹介が終わると、スポットライトは紹介を受けた高田代議士の姿を照らし出し、それから代議士秘書の新倉常章に先導されて、高田代議士は意気揚々と壇上に上がるはずだったのですが…

 ところが壇上に向かう途中、小五郎と会話をしていた石本に新倉が軽く挨拶を交わした所で突然銃声が響き渡ったのです。そして銃弾は石本の肩をかすめて新倉の後ろを歩いていた高田代議士を直撃し…
 明かりが点けられると、床の上には胸を血で真っ赤に染めて息絶えた、高田代議士の無残な姿が…!!!

 途端に会場は大パニックとなり、パーティーの出席者たちは慌てて会場から逃げ出そうと会場入り口に殺到し始めたのです。
 そんな中コナンは先ほど会場の脇で様子を窺っていたサングラスの不審な男を捜しますが、男は既に先ほどの場所からは姿を消しており、何といつの間にか会場上の照明ボックスにいて、そこから会場下を窺っていたのです…!
 それを見たコナンは急ぎ照明ボックスへ上がる階段の所までやって来ますが、時すでに遅く、男は既に姿を消してしまった後だったのです…。

 それから警察の現場検証が始まると、小五郎は石本のもとに送られてきた例の脅迫状を目暮に見せます。石本を狙った弾丸が僅かに外れて、新倉の後ろを歩いていた高田代議士に命中してしまったことは明らかでした。
 そしてコナンから不審なサングラス男の情報を聞きつけると、目暮と小五郎は今回の狙撃は照明ボックスからそのサングラス男が狙ったものだと確信。事件前にコナンが蘭と撮った写真に写っていたサングラス男の行方を懸命に捜し始めたのです。

 その一方、コナンは社長が狙われた緊急時にもかかわらず、会場を密かに抜け出す石本の秘書の田中幸子の姿を目の当たりにし、彼女を尾行していきます。
 すると幸子は、白い上着に長い黒髪を後ろでまとめた若い男と切迫した様子で何やら話し込んでいたのです。
 一体長髪の男は何者で、二人はどんなことを話していたのでしょうか…?

今回の見どころ
佐藤刑事?

 小五郎が山本総合病院で石本のガードをしていた次の日の朝、目暮から電話がかかってきた時に、目暮の前には2人の刑事が後姿で見えるのですが、一人は明らかに高木刑事です。

 ところがもう一人は女性刑事でしかも…後姿だけですが、結構佐藤刑事に似ています。ただこの時点ではまだ佐藤刑事は未登場。ということでこれは登場を予告するものなのでしょうか?

NEXTコナンズヒント
File124 リモコン
File125 転校生
コント
File124
コナン「次回は後編、新オープニングのタイトルは?」
元太「トゥルッ…」
コナン「舌噛んじゃった…」

File125
コナン「次回はお芝居の話」
元太「昔々、あるところだ。」
コナン「終わってどうすんだよ…」
OP
TRUTH ~A Great Detective of Love~」(TWO-MIX)
ED
氷の上に立つように」(小松未歩)
監督
山本泰一郎/総監督 こだま兼嗣
脚本
柏原寛司
絵コンテ
File124 こだま兼嗣
File125 越智浩仁
演出
File124 原田奈奈
File125 越智浩仁
作画監督
File124 大島美和
File125 志村泉
ビデオ
PART5-6
DVD
PART5-5
評価

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