(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 工藤新一 毛利蘭 毛利小五郎 工藤有希子 横溝刑事 横溝重悟 磯上海蔵(52) 伊東基伝(38) 北浦京吾(29) 川端四朗(46) 濱マイク 刑事A 刑事B 鑑識A 鑑識B ボーイ 店員 シャロン・ヴィンヤード 赤井秀一 利華 |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編の主人公、高校生探偵 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 新一の母親で元人気女優藤峰有希子 静岡県警警部 神奈川県警警部、静岡県警横溝の弟 映画監督 映画助監督 原作者 プロデューサー 私立探偵 神奈川県警刑事、横溝の部下 神奈川県警刑事、横溝の部下 鑑識員 鑑識員 中華レストラン〈柯南道爾楼〉ボーイ 中華レストラン〈柯南道爾楼〉店員 大女優、クリス・ヴィンヤードの母親 正体不明の謎の男 女優、一年前に事故死 |
高山みなみ 山口勝平 山崎和佳奈 神谷明 声の出演なし 声の出演なし 大塚明夫 土師孝也 後藤哲夫 山路和弘 宝亀克寿 永瀬正敏 千葉一伸 巻島直樹 小上裕通 木村雅史 小上裕通 木村雅史 小山茉美 池田秀一 声の出演なし |
雨が降りしきる街中を走っていく車の中で、翌日の日本史のテストに備えて問題集を解く蘭。その日彼女は自分が福引きで当てた食事券を使って小五郎とコナンと三人で食事をするため、横浜・中華街に向かっている所でした。
そして車の中からふと外の景色を眺めた蘭は、同じような雨の日に謎の男赤井秀一と出会ったこと、そして同じように雨に打たれながら、どこか哀しげで優しい表情をしている新一の姿を思い起こしていたのでした。
しかしそれがいつどこでの出来事であったかまでは思い出せず…それともこれは「デジャビュ」というものなのでしょうか…!?
間もなく横浜中華街へと到着した三人は、ふとした弾みから映画の製作スタッフの一行と食事をともにすることとなります。
何でも蘭の空手技を見た映画プロデューサーの川端四朗がその華麗な足技に一目惚れしたらしく、映画のヒロインにスカウトしたいと申し出てきたのです…!!
その一行が製作している映画は、大ヒットした映画の続編ということで注目度も高かったのですが、クランクイン直前になってヒロイン役の女優がバイク事故で骨折してしまい敢え無く降板。そのため緊急に代役を立てる必要に迫られていたという訳でした。そこで蘭に白羽の矢が立ったのですが…
ところが肝心の蘭はどうやら体調を崩してしまったらしく…それに気づいたコナンは強引に映画出演の話を進めていこうとする川端の間に割って入り、体調の悪そうな蘭を何とか早く帰らせるようにと仕向けます。
しかしそんなコナンの気持ちに気づかないのか、カレーライスがないなら早く帰ろうというコナンに蘭は小龍包を勧めるばかりで…
結局コナンはその小龍包を食べざるを得なくなり、仕方なく川端を挟んで一つ右に座っていた小五郎の前にあった醤油を取ろうと、回転テーブルを動かして自分の所まで持って来ようとします。ところが小さな体ではなかなか上手くいかず…
何とか蘭に取ってもらうことで醤油とラー油を手にしたコナンは、却って自分が世話をかけてしまっていることに情けなさを感じるばかりでいたのです…。
それから間もなくして、テーブルの上には店の名物という北京ダックが運ばれてきます。
横にいた小五郎に「この店の北京ダックは最高だ」と得意そうに説明しながら、プロデューサーの川端はいの一番にそれを頬張り出したのですが……
原作では中華料理店の名前ははっきりと出てきませんが、アニメでは上のような名前で登場します。「柯南」は中国版コミックスの表紙などでもよく見かけますので「コナン」なのでしょうが、あとの「道爾楼」は一体どういう意味なのでしょうか? 不勉強なため分かりませんでした。
追記・「道爾」はとある訪問者の方より「ドイル」の中国語読み、という情報を頂きました。つまり「柯南 道爾」でコナン・ドイルなのだそうです。情報お寄せ下さった方有難うございました。
既視感ともいい、フランス語で一度も経験した(見た)ことがないにもかかわらず、以前いつかどこかで既に経験した(見た)ことであるかのように感じられる現象のことを指します。
・公式サイト「横浜チャイナタウン」
・料理&ショップガイド「ぐるなび 横浜中華街」