(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 阿笠博士 灰原哀 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 小林澄子先生 歩美の母 中川実 日直 山本 仮面ヤイバー |
本編の主人公、正体は工藤新一 新一の家の近所に住む自称天才科学者 黒の組織から来た謎の少女、本名宮野志保 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校1年B組担任 歩美の母親 強盗犯 帝丹小学校1年B組生徒 歩美の住むマンションの住人 子供たちに大人気の特撮ヒーロー |
高山みなみ 緒方賢一 林原めぐみ 岩井由希子 高木渉 大谷育江 加藤優子 佐藤しのぶ 花田光 斎賀みつき ??? 千葉一伸 |
ある日の日曜日─阿笠博士の家でババ抜きに興じていた少年探偵団たちの表情は様々でした。
負けてばかりの元太は自分がなぜこうも簡単に負けてしまうのか理由が分からないらしく、見かねたコナンからその理由を説明されて納得した様子。「今度は負けないぞ!」と妙な表情を浮かべながらテーブルに散らばった仮面ヤイバートランプをかき集めて闘志を燃やしている所でした。そんな元気を取り戻した元太を見て、コナンになぜ教えてしまったのかと悔しがる光彦…。一方灰原哀はいつもどおりに一人で…
ところがそんな楽しげなトランプ遊びの中で一人、歩美の様子がいつもと違っていたのです…。
しばらくすると光彦の一言で、話題は昨日発生したという杯戸町のフランス料理店〈ル・エスカルゴ〉の女性オーナー殺害事件へと移ります。
コナンが小五郎と目暮が探偵事務所で話していたのを聞いた所によると、被害者は店から戻り昼過ぎまで眠っていたらしいのですが、そうとは知らず留守だと勘違いして空き巣に入った犯人に見つかり、手足を縛られ金の在り処を聞き出された上で出て行く直前にナイフで刺されて亡くなったというのでした。
そして被害者が犯人の顔を見てしまったことが運の尽きだった…それが警察の所見らしいのです。
あまりの残忍な手口に憤りを隠せない探偵団たちでしたが、子供が殺人事件の話などするものではないという阿笠博士の一言で、その時は強盗殺人事件の話はそれまでとなってしまいます。
翌月曜日の朝─前日博士宅で頭痛と喉の痛みを訴えていた歩美は、結局体調が戻らずに学校を休むことになってしまいます。
そして用事を済ませて昼までには戻ってくると言い残して母親が出かけると、高層マンションの一室で独りで休むことになったのでした。
やがて時間は10時を回り─歩美がスヤスヤと休む中、玄関のそばにあった電話が鳴ります。しかし母親が不在のためコール音が何度かしたかと思うと留守録の設定へと切り替わり…そして住人の不在を確認した青いジャケットにサングラスとヘルメット姿の一人の男がマンションのすぐそばの公衆電話の受話器を元に戻し、マンションの中へと入っていったのです。
男はそれからオートロックを巧みに解除して中へと侵入し、歩美が一人で寝ている吉田家のドアの前までやって来てインターホンを鳴らします。そして再度応答がないのを確認すると、持っていた道具を使ってドアをこじ開けようと試み始めたのです…
一方そのインターホンの音で母親が戻って来たと勘違いした歩美は、ベッドを飛び降りて玄関へと向かいます。
しかしよく考えてみれば母親であればインターホンを鳴らす必要はないはず…そのことに気づいた歩美が恐る恐るドアののぞき窓から外の様子を窺ってみると…
強盗だと気づいた歩美はすぐに110番をしようとしますが、男がドアを開けるタイミングの方が一歩早く、やむなくある場所に隠れて何とか見つからずには済んだのです。
しかしもし見つかれば…昨日コナンたちが話していたエスカルゴの女性オーナーのようになるかもしれないと考えるだけで、歩美は震え上がるのでした…
何とか誰かに助けを求めたいと考えた歩美は、探偵団バッジを使ってコナンたち少年探偵団と連絡を取ろうとします。ところが風邪のため喉が痛む歩美は声を出すことができなかったのです…!
そこで歩美は「ある方法」を使って、コナンたちにSOSのメッセージを発信することにしたのですが…
元太の表情が何とも言えず面白かったです(笑) 続いてエスカルゴが食べられると聞いてカタツムリ丼を想像した時の表情もかなり可笑しかったですね。
更には「風邪なんかうな重食えば…」とお得意の決め台詞もバッチリ決めてくれました(笑) 今回の元太には大満足です。
ですが相変わらず上半身は見せてくれません(苦笑) 台詞はあるのですが、いつも下半分だけの登場。そしてこれからも下半分で登場することでしょう(苦笑)
それにしても歩美の住むマンション、一体何階建てなのでしょうか、かなり高いです。
歩美の部屋にあった時計。二頭身で結構カワイイ作りになっています。しかも事件に大いに関係してきます。久しぶりにヤイバーの声も聞くことができました。