名探偵コナン175「四回殺された男」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File175 四回殺された男
英題
The Man Who Was Killed Four Times
放映日
2000/1/10
原題
TVオリジナル
ジャンル
本格
事件現場
静岡県のとある舞台劇場の楽屋裏 俳優・小宮山泰司の控え室
管轄
静岡県警(横溝警部)
登場人物
江戸川コナン
毛利蘭
毛利小五郎
横溝刑事
津田秀夫(55)
小宮山泰司(58)
勝又謙吾
星野治行
新倉弓子
小宮山敦子(36)
署長
本編の主人公、正体は工藤新一
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
静岡県警警部
演出家、小宮山泰司の友人
主演俳優、事件の被害者
俳優
俳優
女優
小宮山泰司の妻
横溝刑事の上司
高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
大塚明夫
西村知道
青森伸
安宅誠
江川央生
渡辺美佐
中谷ゆみ
稲葉実
あらすじ
「いつものとんちんかん推理さえ出てこねーか…」

 静岡県警の横溝刑事がわざわざ自腹を切って東京まで迎えに来て名探偵毛利小五郎の知恵を借りたいというほどの難事件…。しかしそれを迎え撃つ小五郎は、静岡へ向かう新幹線の中で駅弁を美味そうにかき込みながら、あまりにセコい事件なら弁当だけでは済まないと余裕の高笑い。
 ところが横溝刑事が事件を説明し始めると、それまでの自信満々な表情は徐々に変わっていき……

 横溝刑事の話では、数日前有名な俳優・小宮山泰司が殺害され、直ちに捜査が開始されたのですが、調べを進めていくうちに何と自分が犯人であると名乗り出る人間が三人も現われたというのです。
 被害者は一人なのに名乗り出たのが三人…。しかも共犯という訳でもなくそれぞれが自分が一人で犯行を実行したと譲らないため、さすがの横溝刑事もほとほと困り果ててしまっているということでした。

 事件は三日前、被害者の小宮山泰司が主演を演じる舞台の最終日開演2時間前に発生。小宮山泰司の旧友の演出家・津田秀夫が、開演時間が迫り楽屋裏の控え室まで彼を呼びに行くと、部屋の中では小宮山泰司が床の上で仰向けに倒れて息絶えていたというのでした。

 すぐに警察が呼ばれて捜査が開始され、まず被害者の死亡推定時刻が遺体発見の2時間前であることが判明。続いて後頭部に鈍器で殴打されたような痕跡が認められため、他殺の疑いが濃厚と判断、遺体を直ちに司法解剖に回したというのです。
 続いて警察は警備員の証言から事件当時楽屋裏にいたのは被害者と舞台で共演していた三人の役者だけだったことを突き止めます。そして調べていくと三人がそれぞれに小宮山氏を殺害する有力な動機を持っていることが分かってきました。

 勝又謙吾は小宮山氏が20年間演じていた「潮流」という作品の主役を演じることを熱望し、新倉弓子は小宮山氏からしつこく交際を迫られて悩み続け、そして星野治行はその新倉弓子に思いを寄せていたというのです。

 そこで三人をそれぞれ個別に呼んで、参考人として任意で事情聴取を開始したのですが……

 それぞれが自分の部屋に押しかけてきたという小宮山氏に対し、思わずかっとなり近くにあった花瓶で殴打したことを自白したというのです。
 しかも彼らの証言にはどれも信憑性があり、嘘をついているようにはとても思えなかったのです。そしてそれぞれの部屋の花瓶から小宮山氏を殴打した痕跡が見つかって……

 一方小五郎はというと、急遽予定が変更され現場に到着次第横溝刑事の上司に推理を披露することになってしまい、気がつけばもう目の前には横溝の上司の待つ静岡県民文化ホールが……

NEXTコナンズヒント
発信機
コント
コナン「次回はいよいよ黒の組織!」
蘭「コナン君、お酒飲んじゃダメよー!」
コナン「はい…」
OP
Mysterious Eyes」(GARNET CROW)
ED
Free Magic」(WAG)
監督
山本泰一郎/総監督 こだま兼嗣
脚本
扇澤延男
絵コンテ
岩間貴
演出
戸澤稔
作画監督
佐々木恵子
ビデオ
PART6-10
DVD
PART7-5
評価

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