(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 阿笠博士 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 大原一雄(52) 相田徹(35) 小林次郎(25) 瀬川美智子(46) 斉藤巡査長 三木巡査 鑑識 マスター ウェイトレス |
本編の主人公、正体は工藤新一 新一の家の近所に住む自称天才科学者 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 大原企画 社長 大原企画 デザイナー 宅配便 運転手 大原企画 事務員 事件を担当する警察官 斎藤巡査長の部下 鑑識員 喫茶店〈Peach Sunday〉のマスター 喫茶店〈Peach Sunday〉のウェイトレス |
高山みなみ 緒方賢一 岩居由希子 高木渉 大谷育江 清川元夢 竹村拓 千葉一伸 岡本嘉子 仲野裕 細井治 横尾博之 長克己 大原さやか |
オーバー・ウエイト気味で一人で登りきれない元太に三人で手を貸しながら、何とか苦労して急な坂道を登っていくと、カーブの先に見えてきたのは〈Peach Sunday〉という喫茶店。少年探偵団たちはここで阿笠博士と待ち合わせる約束をしていたのですが、四人が店に着いてみると博士はまだ到着しておらず、代わりに店の人に伝言を残していました。何でも少し遅れてくるから、皆で好きなものを注文して先に食べていていいというのです。
それを聞いて喜ぶ探偵団。メニューを見ながら何にしようかと悩んでいると、店には大原という白髪混じりの初老の男性が入ってきて、長い髪に無精鬚を生やした中年の男を引き連れて窓側の席に通されます。
アイスやフルーツがたっぷりのマスターのオリジナルというピーチ・サンデーというデザートを、仲良く揃って注文した四人。運ばれてきたデザートのボリュームと美味しさに大満足な歩美、元太、光彦でしたが、コーヒー党のコナンはその分量にただ圧倒されるばかり、結局自分の分をあっという間に平らげた元太がコナンの分を食べることになりますが…。
三人がデザートと一戦交えている間、待ちぼうけのコナンは先ほど来た二人組の会話に耳を傾けて時間を潰していましたが、二人はどうやら会社の仕事について相談しているようでした。
そして髪の長い男はどうやら会社を辞めて独立しようとしているようで、それを大原という男が何とか思い止まるようにと説得。しかし男はリゾートホテルのパンフの仕事を退職金代わりに頂いて行くと譲らず…二人の考えが平行線をたどる中、大原はトイレに行き一服入れると言い残して席を立ちます。
一方少年探偵団の方はといえば、元太は歩美と光彦が自分の分を食べ終えたのとほぼ同時にコナンの分まで平らげてしまっていました。あまり食べ過ぎるとお腹を壊すと光彦に忠告されても、まだまだいけると大見得を切った元太でしたが…
慌ててトイレに駆け込もうとする元太。しかしノックをしても中からは返事がなく、仕方なく席に戻った元太はお腹に刺激を与えて暴発しないようにと駆け足の態勢で必死にこらえます。しばらくするとようやくトイレから大原が出てきて…元太は何とか九死に一生を得たのでした。
席に戻った大原は、その後は二人で仕事の打ち合わせに忙しそうでしたが、しばらくして大原は再び一服入れようとタバコを取り出し火をつけようしますが、そこで先ほどライターを落としてしまったことに気づき、再び席を立ちトイレへと向かいます。
一方コナンたちの席では…ようやく待ち合わせに遅刻していた阿笠博士が店に到着。同じ頃元太もトイレから戻ってきて、皆が揃った所で第二ラウンドのゴングの音が鳴ります。
元太がまた懲りずにたくさんの注文をする中で、大原の席を見ていたコナンは無意識のうちにコーヒーを頼もうとしてしまい、慌ててそれを取り消そうとしますが…。
その刹那、突然遠くの方から大地を揺るがすような強い衝撃が走ったかと思うと、今度はガラスや物が激しく壊れる大きな音が。何事が起こったのかとコナンたちが音のした方を振り向くと…何と大きなトラックが店の外壁を破壊して、店内に乱入していたのでした。
そしてトラックによって破壊された部分には、先ほどまで大原と仕事の打ち合わせをしていた髪の長い男の変わり果てた姿が…
商品券をGETした阿笠博士─「ナイトバロン殺人事件」といい「工藤新一最初の事件」といい、蘭に負けじとこの人も結構運が強いですよね(苦笑)
トイレから戻って来た元太が懲りずに注文ようとしたオーダー。それにしてもよく食べます(苦笑)