(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 阿笠博士 灰原哀 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 刑事 警官A 警官B 鑑識A 鑑識B 鑑識C 鑑識D 鑑識E 男 |
本編の主人公、正体は工藤新一 新一の家の近所に住む自称天才科学者 黒の組織から来た謎の少女、本名宮野志保 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 警視庁の刑事 転落事件担当の警察官 転落事件担当の警察官 鑑識員 鑑識員 鑑識員 鑑識員 鑑識員 サングラスの男 |
高山みなみ 緒方賢一 声の出演なし 岩居由希子 高木渉 大谷育江 仲野裕 菅原淳一 千葉一伸 井上隆之 長嶝高士 横尾博之 清水敏孝 浜田賢二 梁田清之 |
西多摩郡の龍神山までピクニックにやって来た探偵団たちは、途中龍神山の名物九十九折峠を中腹あたりまで来た所で阿笠博士のビートルを降り、展望スペースに車を停めて山の景色を眺めながら小休止していました。しかしそんな探偵団たちも、よくよく見れば三者三様の様相を呈していたのです。
まず歩美といえば、いつの間にかかなりの高さまで登ってきたことに気付き、楽しそうにしながら元気良く山を見下ろしていました。
次に元太はというと…右に左にと連続して曲がるあまりの急カーブの連続に目を回し気分が悪そうに道路に身を投げ出していたのです。しかし名前の通り大小99の急カーブが続く行程のうちまだ半分程度しか来ておらず…これからの元太の行く末に不安を感じざるを得ませんでした……
一方光彦は光彦で…外の景色にはまったく興味を示さず、一人車内で読書に耽っていたのです…
そんなまとまりに欠ける探偵団でしたが、元太の灰原哀のモノマネをきっかけにして再び元気とチームワークを取り戻し始めます。ところがそんな矢先、突然背後から猛スピードで一台の車がやってきて、そのままガードレールを突っ切り、一つ下の急カーブへと転落していったのです…!!!
すぐに警察と救急車が駆けつけ、直ちに現場検証が進められます。そんな中コナンは車がガードレールを突っ切った上の現場の方へと一人で向かい、そこで現場の様子や鑑識員たちの作業を注意して観察しようと駆け出します。ところがいつもコナンに抜けがけされることに大いに不満を持っていたはずの探偵団たちは、なぜかコナンを追いかけようともせず……
コナンは現場の状況から単なる事故ではなく、後ろから追突されて転落したという確信を深めますが、現場に残された痕跡などから自分が出るまでもないと判断し、警察官たちに後を任せて再びピクニックへと向かうことになります。
一方そんなコナンを尻目に、影に隠れて歩美、元太、光彦の探偵団たちは三人でコナンを出し抜くためのある秘密の行動を計画していたのです。そしてその「首謀者」である円谷光彦の手に握られていたのは、事件現場に残されていたという一枚の紙切れ…。何かを指し示す暗号のようなものが書かれているその紙片を、彼はいつの間にかこっそりと懐にしまいこんでいたのです…。
一番上に書かれていた「100-1」の文字。これは一体…!? そして光彦はそこに書かれた暗号をどこかで見た記憶があるらしく…
そしてコナンとのやり取りの中で暗号解読の方法を見出した光彦は、キャンプ地に到着し、阿笠博士とコナンが付近の白雲川へ魚釣りに向かうやいなや、頼まれていた薪割りを放り出し、歩美、元太を引き連れてまだ見ぬ「お宝」を目指し、その暗号が指し示す場所へ密かに向かっていったのです…
そして見事に出し抜かれてしまったコナンはというと……更に探偵団たちが見つけた「お宝」とは一体…!?
博士のビートルのカーナンバーです。
歩美が歩き疲れた元太を励ますためにかけた言葉ですが、さて何が入るでしょう!? ちなみにその後を受けて元太は「お宝見つけたら○○○腹一杯食うぞ!、○○○百万杯だぁ!!!」と仰いました(笑) 本当に乗せられやすい性格ですね(苦笑)
ついでにもう一問。ラストで光彦が元太にピッタリだと勧めた小説のタイトルは「××××××殺人事件」でした。これに対し元太は「オレは○○○の方がいいなあ」と答えました。どちらも料理(食べ物)の名前です。×の方はコナンが蘭によく注文されてしまう料理の名前です。日の丸国旗が目印のアレです。