(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 毛利蘭 毛利小五郎 目暮警部 高木刑事 鈴木園子 松本警視 佐藤刑事 宮本由美 京極真 水谷涼子 遠藤仁見 石黒路子 藍沢多恵(20) 白川紀之(24) 紺野由理(24) 定金芳雄(43) 白川春義(53) 女子高校生 警官A 警官B 館内放送 桜井明 目暮みどり |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 警視庁捜査一課警部 巡査部長、目暮の部下 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 警視庁捜査一課警視、目暮の上司 警部補、目暮の部下 交通課の婦警、佐藤刑事の親友 杯戸高校空手部主将 第1の被害者 第2の被害者 第3の被害者 第4の被害者、元杯戸百貨店店員 コック、多恵の交際相手 ウェイトレス、白川の同僚 杯戸百貨店警備員 杯戸百貨店オーナー、白川紀之の父 謎の女子高生 遺体搬送を担当した警察官 遺体搬送を担当した警察官 杯戸百貨店の閉店アナウンス 多恵が起こした自動車事故の被害者 目暮警部の妻 |
高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 茶風林 高木渉 松井菜桜子 加藤精三 湯屋敦子 声の出演なし 声の出演なし 声の出演なし 声の出演なし 浅田葉子 声の出演なし 安井邦彦 三石琴乃 佐古正人 小関一 折笠愛 千葉一伸 井上隆之 高森奈緒 声の出演なし 折笠愛 |
蘭と園子が杯戸百貨店で長い買い物を楽しんでいる間、待ちぼうけを食わされる形となった小五郎は、コナンと引き連れて百貨店裏のパスタハウスに向かいますが、その最中に目暮警部たちのオトリ捜査の現場に出くわし、危うい所で連続婦女殴打事件の犯人にされかかりそうになります。
今回目暮警部たちが捜査しているのは、二週間ほど前から連続して3件発生し、若い女性ばかりを狙う連続婦女傷害事件で、襲われた三人の女性には被害当時肌を黒くし派手な格好をしていたというくらいの共通点しかなく、三人揃って誰かに恨まれるような心当たりはないと証言しているということでした。
無差別に狙っているとすれば手のつけようもありませんでしたが、そんな中でも何とか三人の共通点を見つけ出そうと、目暮警部たちは再度捜査をやり直すことにし、小五郎たちとの会話を切り上げてパスタハウスを後にしようとします。
その時でした。コナンの一言で三人の知られざる共通点が発見されると同時に、今度は園子の携帯電話から蘭の悲鳴が聞えてきたのです…!! 小五郎たちは慌てて蘭の待つ杯戸百貨店の地下駐車場に向かいますが…
駐車場の中では、若い女性が以前の事件同様頭を殴られ、血まみれの状態で壁に寄りかかるようにしながら倒れていました。ただ一つ3つの事件と違うのは、被害者がもう既に亡くなっていたということです…。
ついに殺人事件に発展してしまったことに目暮以下捜査陣は大きな衝撃を受けますが、一方でまだ被害者の特徴などは一切公開していないことから、今回の犯行が一連の殴打事件の犯人と同一であると確信します。
現場で亡くなっていたのは藍沢多恵という、1年前までこの杯戸百貨店の洋服店の店員を勤めていたという女性でした。そして彼女はその日、同じく杯戸百貨店内のフレンチレストランでコックをしている白川紀之という男性と待ち合わせをしていて、この百貨店のオーナーである彼の父親の白川春義に交際相手として紹介されることになっていたというのです。もっとも春義は、二人の交際に真っ向から反対しているらしく…
交際している女性が亡くなったことでショックを隠せない紀之は、同僚のウェイトレスの紺野由理に励まされながらも、連続傷害事件の犯人を野放しにしていた警察をひどく恨み、目暮警部を「役立たず」と罵るのでした。それを耳にした目暮は、以前自分が担当したとある事件のこと、そしてそこで関わったある女子高生のことを思い出し、険しい表情に変わっていったのです…そして現場に現われた上司の松本警視に、事件現場での捜査の続行を懸命に訴えるのですが…
目暮警部をそのような心境にさせた「ある事件」とは一体…!? そしてその時目暮に何が…!? 犯人が被害者たちを襲った動機とは…? 更に現場をひと目見た蘭と園子が感じた妙な違和感の正体とは一体…!?
園子嬢の蘭に対する台詞。やっぱり迷子になってしまったようです(苦笑)