(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 目暮警部 高木刑事 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 燕健三(70) 燕秋夫(5) 堺重吉(55) 保母 ピエロ 仮面ヤイバー 木崎勇二 |
本編の主人公、正体は工藤新一 警視庁捜査一課警部 巡査部長、目暮の部下 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 燕財閥会頭 米花南幼稚園園児、燕健三の孫 燕財閥会頭秘書 米花南幼稚園保母 誘拐犯 子供達に大人気の特撮ヒーロー ピエロの正体 |
高山みなみ 茶風林 高木渉 岩居由希子 高木渉 大谷育江 永井一郎 小島幸子 秋元羊介 細野雅世 ??? 声の出演なし 山野井仁 |
ある日学校からの帰りに米花公園へ立ち寄ったコナンと少年探偵団たちは、札束の詰まった紙袋を大事そうに抱えながら園内をキョロキョロと見回しているスーツ姿の不審な男を発見します。そして持ち前の行動力を生かして見事に取り押えたのですが…
ところが事情をよく聞いてみると、その男性は誘拐事件の被害者の関係者で、犯人の指示どおりに身代金の一部を見せ金として公園の地面の上に置いていた所だったのです。そしてコナンは遠くの米花生命ビルから双眼鏡でこちらの様子を窺っている犯人らしき人影を目撃して…
事件は昨日の昼過ぎ、絵を描くのが大好きという誘拐された燕秋夫少年の描いた絵が数枚と、「子供の値段10億えん ピエロ」と雑誌の文字の切り抜きで作られた脅迫状が一緒に、秋夫少年の祖父で燕財閥会頭でもある燕健三の屋敷の郵便受けに投げ込まれていたことから発覚。そして犯人のピエロを名乗る人物は、本当に支払う気があるかどうかを確かめさせるために、まず米花公園で見せ金を見せるように指示してきたというのです。
コナンたちからの通報を受けた目暮警部は、犯人に悟られないよう作業員姿に変装した上で燕邸を訪れ、人質の安全を最優先して救出に全力を注ぐことを約束し厳戒態勢の中で捜査を開始しようとしたのですが…
ところが燕会頭は、秋夫が戻るならピエロの指定してきたスイスのフォントベール銀行の259H604329番の口座に10億円を振込んでも惜しくはないと言い、警察にすぐに引き取るように強く要請してきたのです。
なぜなら燕会頭にとって燕秋夫は、昨年交通事故で他界した息子夫婦の遺したたった一人の大切な孫だったからです…そして結局目暮たちも、彼の強い意志を前にしては邸を辞去する以外に術はありませんでした。
そんな中コナンと探偵団の三人は何とかして誘拐された秋夫を救出しようと、独自の捜査を開始します。しかし犯人が身代金の受け渡しを拒む中では捜査は難航すると思われました。
ところが燕邸の廊下や部屋などの至る所に飾られていた秋夫の絵を何気なしに見ていたコナンは、秋夫の描いた絵の中に彼の監禁されている場所を特定するための重大な手がかりがあることを発見したのです…!!
しかもピエロから送られてきた秋夫の絵の中に描かれていたものと同じような図形を、以前燕会頭は秋夫の通う米花南幼稚園で見かけたことがあったことを思い出し…
光彦が冒頭に述べた台詞ですが、どうでしょうか、差別的で人を見下したような発言で、あまり好ましい台詞だとは思えないですよね。キャラクターのイメージダウンに繋がりますし、原作・オリジナルに関係なくこういうことはあまり言わせないで欲しいと思います。その後の歩美の発言(あらすじ見出し参照)が大いにフォローになっているのが救いですが。
今回も10億円という脅迫状の数字を見て一言「すっげー、うな重何杯食えるかな?」と仰せになられました。