(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 毛利蘭 毛利小五郎 灰原哀 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 鈴木園子 成増健三(60) 佐伯(46) 土井明(25) 間宮秀樹(25) 馬淵恭平(25) 立川正人(25) リチャード・ウッドブリッジ マイケル・オーウェン 男 その子 TVアナウンサー スタッフ アナウンサー 玉名警部 加藤巡査部長 筧苑子(そのこ) |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 蘭の父親で私立探偵 黒の組織から来た少女、本名宮野志保 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 熊本選出の代議士、大会委員長 成増の秘書 工員、誘拐犯 工員、誘拐犯 プロテニスプレーヤー プロテニスプレーヤー アメリカのプロテニスプレーヤー イギリスのプロテニスプレーヤー 誘拐犯の仲間 ??? ニュースアナウンサー テニス大会のスタッフ テニス大会のアナウンサー 熊本県警警部 熊本県警刑事 誘拐犯たちの知人 |
高山みなみ 山崎和佳奈 神谷明 林原めぐみ 岩居由希子 高木渉 大谷育江 松井菜桜子 渡部猛 声の出演なし 山野井仁 飛田展男 声の出演なし 神奈延年 声の出演なし 声の出演なし 神奈延年 ??? MAI 菅原淳一 千葉一伸 仲野裕 岡野浩介 中村尚子 |
元太が懸賞で当てたというテニス大会に出場するため、飛行機で熊本までやって来たコナン。今回は小五郎と蘭、それに灰原哀と少年探偵団たちに加えて自腹で参加した園子も加わり、豪華なキャストで熊本の地へ初上陸を果たしたのです。
熊本空港に降り立つと、早くも焼酎だと浮かれ気味の小五郎と、我が愛しの正人様に会えるとはしゃぎ気味の園子の二人の暴走が始まり、加えて元太の大ボケも見事に決まって、和やかな雰囲気の中でまずは熊本城の二の丸公園へと向かいます。
そこで明日のテニス大会に備えてトレーニングに励んだ探偵団たちは、その後熊本城を観光し、それから水前寺公園へとやって来ます。
ところがその水前寺公園にある神社の鳥居の前で園子が拾った携帯電話をきっかけとして、一行はテニス大会の出場にも影響を及ぼす程のとんでもない事件へと巻き込まれていくことになってしまったのです…
園子が携帯電話を拾い上げると、丁度そこに一通のメールが届き、いけないとは思いながらも園子はついそのメールを開封してしまいます。すると…
「その子、会いたい!
明日12時、県民総合運動公園のカフェ・アスリートで待ってる。」
そのメールには、まるで園子が拾い上げることを予期してでもいたかのように、そう書かれていたのでした。
そしてメールを見た園子は、相手がカッコいい男性だと勝手に想像し…待ち合わせ場所のカフェ・アスリートが丁度テニス大会会場でもあった県民総合運動公園そばであったことから、次の日会場をこっそり抜け出して直接携帯電話を渡すことに決め、携帯電話をひそかに自分たちで保管しておこうと蘭に提案したのです。
翌日晴れ渡った青空の下、県民総合運動公園では、まず第一回火の国カップ慈善テニス大会のジュニアの部の開会式が始まり、大会委員長を買って出た代議士の成増健三が長々としたスピーチを行なっている所でした。
成増というのは熊本選出の代議士でしたが、最近汚職事件で世間を騒がせたこともあり、そのイメージ回復のために今回の大会のスポンサーを務めることになったというのが専らの噂だったのです。
間もなくテニス大会が始まりますが、少年探偵団たちは昨日の特訓の成果もあってか、ちびっ子クラブには2対1、ガンバーズには2対0、かしわ少年団には2対1、たくみクラブには2対0で勝利を収め、順当に準決勝まで駒を進めて意気揚々と観客席で応援しているはずの灰原哀や蘭と園子のもとに戻ってきます。ところがいざ向かってみるとそこに蘭と園子の姿がなく……
一方蘭は昨日の計画どおり、園子に付き合わされて携帯電話の主に会おうと運動公園内のカフェ・アスリートにやって来ている所でした。
ところが園子がトイレに行っている間に、蘭は近くのテーブルで二人組の男がとても穏やかとはいえない会話をしているのを耳にしてしまったのです。
「遅いな、その子…」…「あの男を殺すチャンスは今日しかない」…その二人組はどうやら例の「その子」と会う約束をしていた人物らしかったのですが、今回の約束は何と誰かを殺害する計画について相談するためのものだったのです!!
その話を聞いた蘭はすぐにその場から逃げ出そうとしますが、動揺していたため立ち上がる際に大きな音を立ててしまい、二人の男に盗み聞きしていたことを知られてしまいます…。
そして一度はその場から駆け出したものの二人組の追いつかれ、得意の空手で応戦しようとした所を背後から現われたもう一人の男に不意を突かれて気絶させられてしまったのでした…。
やがて気がついた蘭は、自分がどこかに監禁されていることを知り、持っていた自分の携帯電話がバッグの中にまだあることを知ると、暗がりの中それを使って園子に連絡を取ります。
そして電話を代わったコナンに、何者かが誰かの殺害を企てていること、それから遠くの建物に見えた「蛭子町」の看板など建物の外の様子について必死に説明し始めたのですが…
やがて熊本県警による捜査が開始されたのですが、調べを進めていくうちに熊本県内には蘭の言っていた「蛭子町」という地名は現在存在しないことが分かり…
熊本へお越しの際は是非(笑) 他にも光彦いわく熊本といえば「とんこつラーメン」だそうです。
そんな中で元太一人だけが相変わらずの「うな重」節でした(苦笑)