(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 毛利蘭 阿笠博士 目暮警部 灰原哀 山村刑事 千葉刑事 板倉卓 男 女 ラジオの声 作業員 ジン ウォッカ テキーラ 謎の女 赤井秀一 |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 新一の家の近所に住む自称天才科学者 警視庁捜査一課警部 黒の組織から来た謎の少女、本名宮野志保 群馬県警のヘッポコ刑事 捜査一課刑事、目暮の部下 ゲームのシステムエンジニア BMWを運転していた男 BMWに乗っていた女 アナウンサー、宝石強盗事件を報道 堅橋駅改修工事作業員 黒の組織の男、新一に毒薬を飲ませた人物 黒の組織の男、ジンの手下 黒の組織の男 黒の組織の仲間? 正体不明の謎の男 |
高山みなみ 山崎和佳奈 緒方賢一 茶風林 林原めぐみ 古川登志夫 千葉一伸 大友龍三郎 広瀬正志 滝沢ロコ 長嶝高士 菅原淳一 堀之紀 立木文彦 声の出演なし 声の出演なし 池田秀一 |
システムエンジニアの板倉氏の殺人事件を無事解決したコナンは、警察の取調べに協力するために現場に残った小五郎と別れ、蘭と二人してすっかり雪景色に変わってしまった夜の街中を歩いて事務所まで戻る所でした。
ところがその途中、二人は電話ボックスから出てきた謎の男・赤井秀一とばったり出くわします。そして以前のバスジャック事件のことを思い出したコナンは、赤井秀一に対しある疑惑の目を向けながら雪の降る街中を歩き去っていったのです…灰原哀のバスの中でのあの反応…とすると奴の正体は…!?
その一方で毛利探偵事務所に戻ったコナンは、蘭に書置きを残し、すぐさま阿笠博士の家へと向かいます。目的はもちろんその日の事件でどさくさに紛れて手に入れた例のシステムエンジニアの板倉氏の日記のフロッピーの中身を調べるためでした。
そして到着するなり、コナンは日記のフロッピーの2年前の3月7日の記述、すなわち板倉氏が黒の組織の一員である関西弁の大男のテキーラと接触した時期の記述を詳細に調べ始めたのです。
ところがいざ日記を調べてみると…その内容はどこにでもあるようなただの日記にしか見えず…苦労して手に入れたコナンにしてみればガッカリしてしまうようなものだったのです…。
しかし阿笠博士の咄嗟の一言がきっかけで、コナンは日記に隠された秘密のメッセージを読み取ることに成功。その中で板倉氏は、テキーラと接触して以来何者かに監視され続けていたことや、その見えないプレッシャーに耐えかねて自分が開発しているシステムソフトが完成した際にはそれを売り渡すことを承諾する旨のやり取りがあったことなどを記していたのです。
しかし板倉氏はその後そのシステムソフトの開発を、悩んだ末に「我々人間のために」断念しようと決意。未完成のソフトに彼らからの報酬分の小切手を添えて自分の別荘のPCのそばに隠し、自分はソフトの受け渡しの期日と場所を指定するメールが黒の組織の連中から届く前までに何とか海外に逃亡しなければならない、と切実な思いで綴っていたのでした。
そして日記の最後、2月10日には、今回の取引で板倉氏が直接電話で話をしたという相手…女王のような高飛車な喋り方をするという女の奇妙な台詞で締めくくられていたのです。そこに書かれていた内容とは一体…!?
日記の日付から、そのソフトの受け渡しの期日と場所を指定するメールが黒の組織の連中から届くのが今から3時間後の午前0時であること知ったコナンは、博士のビートルを駆って板倉氏の別荘があるという群馬へと向かいます。
そして到着し別荘の中に潜入することに成功した二人は、彼らからのメールが送られてくるのを今かと待ち続けていたのですが…
それからしばらくして、怪しまれつつも何とか黒の組織とのやり取りを無事に切り抜けたコナンたちは、受け渡し場所として指定された都内の東都地下鉄・賢橋駅へ向かうため、その足で群馬から急ぎ東京へと戻ることになります。
奴らが指定してきたのは何と4時間後の深夜4時…。そのためには何としても早いうちに東京に着いておかなければならなかったコナンたちでしたが、その東京までの道のりには、予想もしないアクシデントが待ち受けていて……
いつも蹴るものを探していたコナンにとってはかなり便利なアイテムになったようです。それにしても阿笠博士の発明品は意外に役に立っていますよね。
ただ個人的にはやっぱり何か蹴るものはないか?と辺りを見回すコナンもできるだけたくさん見たいと思っています。