名探偵コナン350-351「忘れられた携帯電話」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File350-351 忘れられた携帯電話
英題
The Forgotten Cell Phone
放映日
2004/2/9・2/16(前編・後編)
原題
第43巻
File3「忘れられた携帯電話」
File4「奇妙なメモリー」
File5「もうひとつの名探偵」
ジャンル
サスペンス
事件現場
喫茶ポアロ
管轄
警視庁交通課(宮本由美婦警)
登場人物
江戸川コナン
毛利蘭
毛利小五郎
宮本由美
榎本梓
沼田婦警
倍賞周平
電話の男
小太りの男
マスター
学生
電話の女(ユカ)
コロンボのコック
店主
駅員
本編の主人公、正体は工藤新一
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
交通課の婦警、佐藤刑事の親友
毛利探偵事務所下の喫茶店《ポアロ》の店員
交通課の警察官
選挙立候補者
携帯電話の声の主、サングラスの男
二日前にポアロに来た携帯電話の持主
喫茶《ポアロ》のマスター
喫茶《ポアロ》の客
ヒロシに電話をかけてきた女
喫茶《コロンボ》のコック
スポーツショップの店主
米花駅駅員
高山みなみ
山崎和佳奈
神谷明
杉本ゆう
榎本充希子
野田順子
北川米彦
屋良有作
巻島直樹
金丸淳一
岡田貴之
水落幸子
島香裕
千葉一伸
鳥海勝美
あらすじ
「あのー、もしかして…ヒマなんじゃありません?」

 復讐、金、痴情のもつれ…血生臭い殺人事件や人捜し、浮気調査など、世間の病んだ裏側を嫌というほど目のあたりにする小五郎が疲れた心を解きほぐすためにやってくるという場所─そしてそこで出されるコーヒーの芳ばしい香り…

 選挙が近づき、選挙カーも忙しく走り回るある日の日曜、蘭が空手の合宿で不在のため毛利探偵事務所の下の喫茶ポアロで遅い朝食を楽しんでいた小五郎とコナンは、ポアロで働く榎本梓から店に忘れられたという妙な忘れ物の持ち主を探して欲しいと頼まれます。

 梓の話によると、忘れ物というのは迷彩色風の妙な柄の携帯電話で、二日前のお昼過ぎに眼鏡をかけた小太りの男性が店に置き忘れていったたもののようでした。
 そしてそれから今日までの間に落とし主と思われる人物から3度電話もかかってきたらしいのですが、それがとても妙な雰囲気だったというのです。

 一度目の電話はかかってくるなり「あれ?すみません、間違えました」…二度目はまるで近くにいる誰かと話しながらかけているような調子で「あれ?おかしいな…今、音鳴ったか?」…そして三度目は口調がガラリと変わり怒鳴るような大声で「おいコラ!てめぇ奴の女だな?奴と代われ!! ブッ殺すぞ!!!」……

 それから梓は怖くなってすぐに電話を切ってしまい、次の日はまる一日電話の電源を入れていたものの以後電話は一切ないということでした。
 ところがコナンが携帯をよく調べてみると、どうやら電話は通じていないらしく、かけてもすぐに話し中になってしまうようでした。そこで小五郎は通じないのは使用料を延滞して解約させられてしまったからで、電話の主は借金の取立て屋だと推理しますが…

 更に電話を調べてみると、3度の電話の主は皆非通知、発信履歴も着信履歴もなく、メモリーに入っていた氏名も名前だけがすべてカタカナで名前の横には妙な黒い点がついているものもありました。そして番号も現在ではあり得ない1から始まる10桁の数字ばかりで…まるで何かの暗号として登録されたもののようでした。
 加えて携帯はまるで発見されるのを見越して、二つ折りにされた状態でアンテナだけが伸ばされ、座席のソファーの下に転がっていたといいます。

 妙な三度の電話の後に通話ができなくなった携帯電話、暗号のような名前と電話番号の入ったメモリー、アンテナだけが伸ばされてソファーの下に隠されていたこと……そして妙な男は帰る際に「上様」で3000円ピッタリの金額の領収書を切ってもらったというのです。妙なことばかりの状況に戸惑うばかりの小五郎でしたが…

 小五郎が途方に暮れていると、突然店の中に交通課の宮本由美婦警が沼田婦警を伴ってやってきました。どうやらある男の消息を追っているらしく、その男が所持していた山のような領収書の中にポアロの名前の入ったものがあったため店を訪れたようでした。
 そして由美が小五郎たちにをの領収書を見せると……何とそれは例の小太りの男が取った3000円ピッタリの領収書だったのです…!!

 驚いた小五郎は由美にその男の居場所を訊ねますが、その由美からは意外な言葉が返ってきて…

今回の見どころ
焼ソバ、カルボナーラ、フルーツパフェ、トマトジュース、シーザーサラダ

 このオーダーでポアロではきっかり3000円だとか。ピタリ賞を進呈したい所ですね(笑) 梓さんでなくても感動ものです。

携帯電話のメモリーにあった名前

相田ケン・
石沢ケンサク
内海ショウコ・
来嶋クミ・
堅橋ショウ
島木セツ・
大渡間チヨ
東部シン・
徳田コウ・

NEXTコナンズヒント
File350 大きな音
File351 線路
コント
File350
コナン「次回は後編」
小五郎「みんな携帯忘れんなよー!」
コナン「風邪ひくなよー」
小五郎「歯磨けよー、うぃっす!」(ここまでドリフのマネ)

File351
小五郎「魚釣り? どうせ坊主だろー…」
コナン「バケツよりはましだよ…」
OP
君と約束した優しいあの場所まで」(三枝夕夏 IN db)
ED
眠る君の横顔に微笑みを」(三枝夕夏 IN db)
監督
佐藤真人
構成
宮地昌幸
絵コンテ
宮地昌幸
演出
File350 岡崎幸男
File351 後信治
作画監督
File350 村上勉/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子
File351 青野厚司/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子
ビデオ
PART12-10
DVD
PART12-10
評価

■以下ネタバレつき感想■
(未見の方はご注意下さい)

感想
評価 ★★★★★

◆前編を振り返って
 今回はとにかく梓さん&由美婦警に尽きますね。私の好きな、そしてサイトを開設してから結構個人的に応援してきたキャラがこういう形で登場する作品は今までまったくありませんでしたので感慨無量です。青山先生に感謝ですね。

 梓さんの方は今まで「見事すぎた名推理」と「偽りだらけの依頼人(前編・原作では未登場)」にTVオリジナルキャラとして2度だけ登場しています。
 当サイトでもずい分前からアイコンも作成し掲示板の入り口のマスコットキャラを務めて頂いておりましたので、こうやって原作でも登場ということになり、応援していて良かったなと心から思います。これからも短い時間でもいいですからもっと顔が見られればと思います。小五郎事務所の一番近くにいる訳ですからね。

 宮本由美婦警の方もアイコンを作成してずい分前から応援してきました。こういうキャラって何か好きなものですから(笑) いつもは佐藤&高木刑事と一緒でなければ登場しませんでしたが、よく考えれば交通課の方が捜査一課よりも市民にとっては馴染み深いはずですし、これからもどんどん登場してたくさん反則切符を切って欲しいですね(笑)

 ということで物語云々は置いておいて、もうこれだけで大満足のため始めから5点満点にしておきます(笑)

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