名探偵コナン358-359「本庁の刑事恋物語5」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File358-359 本庁の刑事恋物語5
英題
Metropolitan Police Detective Love Story 5
放映日
2004/5/3・5/10(前編・後編)
原題
第40巻
File1「甘いデートにご注意を!」
File2「不純な大捜索」
File3「不純な大捕り物」
ジャンル
警察、サスペンス、ユーモア
事件現場
トロピカルマリンランド エリア3のカフェ〈アクアマリン〉~〈RED ROCK RIVER〉他のアトラクション~総合案内所~海底五万マイルのアトラクション~(以下ネタバレ)レトロゲームパーク~大花火ショー会場
管轄
東京警視庁捜査一課(白鳥警部)
登場人物
江戸川コナン
毛利蘭
毛利小五郎
阿笠博士
灰原哀
目暮警部
高木刑事
吉田歩美
小嶋元太
円谷光彦
白鳥警部
佐藤刑事
千葉刑事
宮本由美
矢倉麻吉
客A(高城登)
客B(運び屋)
客C
客D
前田和彦
中嶋啓太
後藤陽介
藤巻警部
滝川刑事
小田刑事
宮崎刑事
福井刑事
川中刑事
堀田刑事
斉藤刑事
高野刑事
十川刑事
井田刑事
中村刑事
アナウンス
案内係
案内係
ペンギン司会者
マリリン
松田陣平
本編の主人公、正体は工藤新一
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
新一の家の近所に住む自称天才科学者
黒の組織から来た謎の少女、本名宮野志保
警視庁捜査一課警部
巡査部長、目暮の部下
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
帝丹小学校に通うコナンのクラスメート
警視庁捜査一課警部
警部補、目暮の部下
捜査一課刑事、目暮の部下
交通課の婦警、佐藤刑事の親友
麻薬ディーラー
海底五万マイルの客、ゴルフ
海底五万マイルの客、野球
海底五万マイルの客、サッカー
海底五万マイルの客、水泳
DC学園三羽ガラス、サッカー選手
DC学園三羽ガラス、背泳の選手
DC学園三羽ガラス、野球の左腕投手
警視庁捜査一課警部、取調べ担当
捜査一課刑事、取調べ担当
捜査一課刑事、B班
捜査一課刑事、B班
捜査一課刑事、D班
捜査一課刑事、D班
捜査一課刑事、E班
捜査一課刑事、E班
捜査一課刑事、ぬいぐるみ担当
捜査一課刑事
捜査一課刑事
捜査一課刑事
トロピカルマリンランド アナウンス係
トロピカルマリンランド 案内係
トロピカルマリンランド 案内係
大花火ショーの司会者
トロピカルマリンランドのシャチのマスコット
警視庁捜査一課刑事、元爆弾物処理班員
高山みなみ
声の出演なし
声の出演なし
緒方賢一
林原めぐみ
茶風林
高木渉
岩居由希子
高木渉
大谷育江
井上和彦
湯屋敦子
千葉一伸
声の出演なし
西村朋紘
長嶝高士
岡野浩介
声の出演なし
声の出演なし
???
???
???

銀河万丈
大滝進矢
声の出演なし
松本大
川津泰彦
声の出演なし
江川央生
松本大
石井康嗣
河相智哉
室園丈裕
川津泰彦
永島由子
百々麻子
木村美佐
千葉一伸
???
声の出演なし
(注)ネタバレになるため一部伏字になっています
あらすじ
「くれぐれも油断しないように…… 我々の目的は、二人のデートを温かく見守る事なんかではないんですから…」

 「吐け!!!」─警視庁捜査一課屈指の強面を誇る藤巻警部による刑事ドラマ顔負けの執拗な取調べにも、自分は佐藤刑事とデートするのではなく同窓会に出席するだけと、あくまでシラをきり通そうとする高木刑事…。

 しかし、机の中から東都ドームで開催されるプロ野球公式戦のチケットが発見されるに至って…捜査一課の刑事たちは遂に高木刑事の「犯行」を白日の下に曝け出すことに成功したのでした。

 ところがそのチケット、実は真っ赤な偽物(フェイク)…白鳥警部を筆頭とする、佐藤刑事を熱烈に慕う捜査一課の刑事たちによるデートの妨害工作を未然に防ぐために仕掛けられた、高木刑事の巧妙な罠だったのです…。

 それから間もなく─今頃白鳥警部をはじめとする捜査一課の刑事たちは、チケットにダマされ東都ドームで張り込みをしているに違いない…その日のデートの舞台となったトロピカルマリンランドのエリア3のカフェ〈アクアマリン〉には、嬉しいというよりはむしろホッとした様子で佐藤刑事とそのことについて語り合っている高木刑事の姿がありました。そして彼のバッグの中にはある「大切なもの」が入っていたのです。

 それは佐藤刑事に渡すつもりの指輪…それを彼女に無事に渡すことができるかどうか、それが彼にとって今回のデートの最大の焦点だったのです。

 しかし…数々の難事件に立ち向かい、いくつもの修羅場をくぐり抜けて来た精鋭揃いの警視庁捜査一課の刑事たちが、高木刑事のそのような見え透いた罠にひっかかるはずもありませんでした…
 白鳥警部の陣頭指揮の下、30名の捜査一課の刑事たちはチームを組み、あらゆる事態を想定してシュミレーションしておいた無数の作戦を携えて、二人のデートを妨害せんと、トロピカルマリンランドのあらゆる角度から、佐藤&高木の両刑事に対して鋭い目を光らせていたのです…。

 更に白鳥警部は万全を期すため、日頃世話になっているという名目でトロピカルマリンランドに少年探偵団たちを招待。そして彼らの付き添いで来た阿笠博士を別の用事を押し付けた上でマリンランドから帰してしまい、代わりに探偵団たちの面倒を佐藤&高木両刑事に見させるという究極の秘策を用意していたのでした。

 こうすればデート中の二人も滅多なことはできまいと踏んだ白鳥は、やがて綿密な計画の下に阿笠博士を自宅に帰し、まんまと探偵団たちの面倒を二人に任せることに成功。やむを得ず佐藤と高木の両刑事は、探偵団たちを引き連れて数々のアトラクションを楽しむことになったのですが……

 しかしそれがかえって逆効果だったのか…二人はまるで将来家族で遊びに来た時の予行演習でもするかのように、段々と良い雰囲気になっていったのです…!
 この事態はさすがの白鳥警部も計算に入れていなかったらしく、ホッとして仮眠を取っている白鳥警部の抜けた捜査本部にはたちまち動揺が広がっていきます。ところが…

 いいムードの中、あとはもう指輪を渡すだけという所までこぎつけた高木刑事が自分のバッグの中を見てみると、肝心の指輪の入ったケースは影も形もなく…代わりに見たこともない紙袋が入っていたのです。

 どうやら海底五万マイルのアトラクションでバッグを預けた際に、間違って他人のバッグを持っていってしまったらしいのですが、その紙袋の中身を見て二人は驚きます。
 なぜなら何とそれは1キログラムはあろうかという、麻薬の一種ヘロインだったからです…!!!

 結局デートどころではなくなってしまった二人は、その麻薬の入ったバッグの持ち主を探すため総合案内所へと聞き込みに向かい、それからバッグがすり替わってしまったと思われる海底五万マイルのアトラクションへと引き返して手がかりを捜し始めます。

 やがてアトラクションのサービス写真から、ゴルフに野球にサッカー、そして水泳をしていると思われる4人の男女が、麻薬の入ったバッグの所有者として浮かび上がってきたのですが……

今回の見どころ
大花火ショー

 今回も盛大に打ち上げられましたね。ということでこちらでもどうぞ(笑)

原作との相違点

 今回の作品はほぼ原作に忠実に作られていますが、冒頭の小五郎と蘭が町内会の野球大会に行っているシーンが映像として追加されていたり、アトラクションの一つ元太のうな重の台詞が追加されていたり(笑)、大花火ショーの司会のペンギンの口調がすべて最後が「っぺ」で終わっていたりという違いがありました。
 両者を比較してみると面白いと思います。

NEXTコナンズヒント
File358 スポーツ選手
File359 携帯電話のストラップ
コント
File358
コナン「今回何のお話?」
高木「僕と佐藤さんのこどもができるおは…」
佐藤「高木君!」
高木「すいません…」

File359
コナン「デート指輪なし、車エアコンなし、そんな男どう?」
???「???しい」(よく聴き取れず」
元太「ってか、今ペンギンいた?」(NEXTコナンズヒントについての言及)
OP
START」(愛内里菜)
ED
眠る君の横顔に微笑みを」(三枝夕夏 IN db)
監督
佐藤真人
構成
青木雄三
絵コンテ
青木雄三
演出
原田奈奈
作画監督
File358 志村泉/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子
File359 村中ひろび/サブキャラクターデザイン 佐々木恵子
ビデオ
PART13-2
DVD
PART13-2
評価

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