名探偵コナン592-593「猿と熊手のトリ物帖」

(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)

タイトル
File592-593 猿と熊手のトリ物帖
英題
The Detective Memoir of Monkey and Rake
放映日
2010/10/23・10/30(前編・後編)
原題
第68巻
File9「酉の市」
File10「猿と9」
File11「天真爛漫」
ジャンル
本格
事件現場
乱舞璃神社 境内(11月中旬・二の酉~11月末・三の酉)
管轄
東京警視庁捜査一課(目暮警部)
登場人物
江戸川コナン
工藤新一
毛利蘭
毛利小五郎
目暮警部
高木刑事
千葉刑事
鈴木園子
京極真
益子士郎(21)
火野辰男(45)
猿川久巳(20)
水江申次(32)
爽子
塚本数美
アナウンサー
警官


通行人
不良
不良
トリ男
仮面ヤイバー
本編の主人公、正体は工藤新一
本編の主人公、高校生探偵
本編のヒロイン、新一の幼なじみ
蘭の父親で私立探偵
警視庁捜査一課警部
巡査部長、目暮の部下
捜査一課刑事、目暮の部下
鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友
杯戸高校空手部 主将
東都大学文学部を目指す浪人生、杯戸町在住
参拝客
フリーター
会社員
帝丹高校2年 C組の女子生徒
帝丹高校3年 空手部前主将、蘭の先輩
米花ニュース アナウンサー
警察官
乱舞璃神社の参拝客
乱舞璃神社の参拝客
通りすがりの通行人
カツアゲをしていたチンピラ
カツアゲをしていたチンピラ
酉の市を荒らし回る連続ひったくり犯
子供たちに大人気の特撮ヒーロー
高山みなみ
山口勝平
山崎和佳奈
小山力也
茶風林
高木渉
千葉一伸
松井菜桜子
声の出演なし
五十嵐明
楠見尚己
高戸靖広
幸野善之
声の出演なし
倉田雅世
小田敏充
中田隼人
町田政則
咲乃藍里
町田政則
逢坂力
横関健悟
???
声の出演なし
あらすじ
「酉の市のトリと物盗りのトリを引っ掛けて『トリ男』か…」

 11月の酉の日、都内にある乱舞璃神社には小五郎とコナンを連れた蘭と園子の姿がありました。酉の市の開かれている乱舞璃神社では色々な熊手が売っており、大勢の人も詰めかけて大変賑やかな雰囲気でした。とはいえ熊手といえば商売繁盛…それが蘭や園子にいったいどんな関係があるのでしょうか…!?

 蘭がもうすぐ空手の大会を控えておりその優勝を祈願してと説明しますが、疑問を感じる小五郎にまたしてもTVでやっていたのを見たと言ってコナンが得意の薀蓄を披露。熊手は縁起物として商売繁盛のみならず武運や開運にもご利益があることを説明してみせるのでした。

 しかし蘭と園子のその説明は取って付けたウソで、この神社に来た本当の目的は別にあったのです。それは名物の女性限定ラブリーみくじ。毎年酉の市にしか出ないおみくじで、好きな男の子の理想の女のタイプがバッチリわかるというシロモノでした。何でもC組の爽子という女子生徒はおみくじ通りにして告白した所うまくいったという話もあるらしく…

 早速お目当てのおみくじをゲットすると、園子は最も気になっている存在・京極真の理想のタイプについてチェックをはじめます。一方蘭の方はというと、以前新一から言われた聞きたいことがあるのは自分も同じで、それは自分の推理によると蘭が新一に聞きたいこととまったく同じだという言葉がずっと気になっていたらしく、その時のことを思い出しなかなかおみくじを開けられずにいました。

 ところが後でコッソリ見ようと思っていた蘭から園子がおみくじをひったくり無理矢理中身をチェックされてしまい…

 神経質で古いタイプの彼のハートを射止めるには大和撫子でいる事…派手なファッションや男勝りな行動は厳禁! おしとやかにして清楚な女性をアピールすれば…彼との距離は限りなく縮まるであろう…それがおみくじによる神のお告げだったのでした。

 またもや園子に新一のことでからかわれた蘭は顔を赤らめ、一方蘭をからかい満足気の園子はトイレへ向かおうとしますが、ここで突然事件が発生したのです。突然園子が持っていたバッグの肩ヒモがナイフで切られたかと思うとフードを被りヒョットコのお面を被った何者かがそのままバッグを奪い逃げようとします。ところがひったくり犯にとっては不運なことに目の前に蘭が立ちはだかり、得意の空手で…

 しかしここで蘭の脳裏をよぎったのは先ほどのラブリーみくじ…「男勝りな行動は厳禁!」という言葉を思い出した蘭は一瞬空手技を繰り出すのを躊躇してしまい、その隙にひったくり犯の逃走を許してしまいます…。

 幸いバッグの中には大したものは入っておらず園子にもケガはありませんでしたが、ヒョットコの面を被った「トリ男」…実はこのひったくり犯は先週からニュースで話題になっていたのでした。先週山泥神社で開かれた一の酉でも同じようにヒョットコの面を被ったひったくり犯が出没しており参拝客の荷物が被害に遭っていたのです。

 酉の市のトリと物盗りのトリを引っ掛けて通称「トリ男」と呼ばれるひったくり犯は再び犯行に及ぶと予想され、11月末に控えた三の酉には警察も警備を増員して警戒を強めるというのですが、酉の市をやっている神社は東京だけで30、関東地方だと50は下らないらしく……。

 ところが二の酉でひったくりの被害に遭った園子が、何と次の三の酉の乱舞璃神社の酉の市に行くと言っているらしいのです。一度現れた場所に二度は現れないという盲点は突いているとコナンも思うものの、「トリ男」が相手では燃えないらしく…

 そして三の酉当日─自分は行かないと言った小五郎に対しコナンは結局蘭と園子に同行しますが、その選択は間違っていなかったのでした。リベンジに来たという園子が何とまたラブリーみくじを引こうとしたその時、背後から「トリ男」がまた出たという女性の叫び声がこだまします。その声を聞いたコナンは人が集まっている方へと駆けつけますが、すると路上には肩ヒモに血痕のついたデイパックが落ちていて中からは二の酉の時に園子がひったくられたものをはじめ大量のバッグが出てきたのです。

 それからコナンは「トリ男」がどの方向から逃げてきたかを目撃者から確かめようとしますが、すると目撃者が指をさした場所では人が集まっていて、腹のあたりを刺されて血まみれの若い男が木にもたれて苦しそうにしていました。

 「トリ男」にやられたのか? コナンは男のそばにいる人たちにそう尋ねようとしますが、すると腹を刺された男が口にしたのは「トリじゃない、サル…だ…」という謎の言葉…。それから男は更に何か言おうとしますが声が出ず、両手を震わせながらコナンの前に出し数字の「9」を示したのです…。

 9匹の猿…!? そこで男は意識を失ってしまいます。すぐに目暮警部をはじめとする捜査一課の刑事たちが呼ばれて捜査が開始されますが、するとほどなくして「トリ男」を捕まえたという千葉刑事の報告が入ってきたのです。

 逃げる「トリ男」を追いかけていた人達が公園の男子トイレに逃げ込むのを見ていて通報したらしく、中から出てきた3人の中に「トリ男」がいるのは間違いないというのですが……

今回の見どころ
酉の市を荒らし回る「トリ男」に遭遇した蘭と園子

 年中行事の一つとして縁起物の熊手が売られ大変な賑わいを見せる11月の酉の市。その二の酉に都内の乱舞璃神社を訪れた蘭と園子はお目当てのラブリーみくじをゲットすることはできたものの、その途中で先週の一の酉でも神社を荒らしまわったというヒョットコのお面を被った連続ひったくり犯「トリ男」に園子が持っていたバッグをひったくられるという事件が発生します。

 おみくじに書かれていた「男勝りな行動は厳禁!」という言葉を信じ、得意の空手技を出すのを躊躇しひったくり犯を逃がしてしまった蘭は、園子に付き合わされて三の酉に再び乱舞璃神社を訪れますが、すると今度は「トリ男」が若い男を刺して逃げるという重大事件が発生してしまったのです。

 蘭と園子に一緒についてきていたコナンは若い男性が「トリ男」に刺された現場に駆けつけますが、被害者が残した「トリじゃない、サルだ…」というメッセージと両手で示した「9」の数字の謎に挑むこととなり…。

 果たして被害者が残した謎のメッセージの意味と連続ひったくり犯「トリ男」の正体とは…そしてラブリーみくじを引いた蘭と園子を待ち受ける結末とはいったい…!?

原作との相違点
前編

 まず冒頭にいきなりオリジナルシーンとして帝丹高校の空手部の練習風景があり、もちろん蘭もそれに参加し男子部員と圧倒する強さを見せてくれています。

 「相変わらずやるわね」─そこへ蘭に声をかけたのは、何とあの塚本数美。空手部の前主将で蘭の先輩にあたる彼女ですが、受験勉強ばかりで体がなまってしまったとこの日の練習に参加し蘭と一戦交えることとなります。

 実は今回原作でもチラッと登場することからこの冒頭のシーンが追加されたと思われます。どういう意味があるかは最後まで見て頂ければお分かりかと。

 それからオープニング後は原作どおりに乱舞璃神社の二の酉からスタートしますが、ここで仮面ヤイバーの視聴率UPを祈願した日売テレビの奉納した熊手が七福神の次にチラッと映ります。鳥居の中にヤイバーの写真と作品のロゴが付けられていて左側には「正義の味方」の文字も見えました。そしてその後の蘭のセリフには原作にない酉の市に初めてきたという文言が追加されていました。それと園子の服装が原作ではヒョウ柄なのですが、アニメでは普通のカジュアルな服装になっていることも付け加えておきます。

 後半に入るとほぼ原作に忠実な構成になっていて最後にここまでの事件の整理がコナンによってなされてからエンディングを迎えますが、それ以外に大きな変更や追加、セリフやシーンの削除はまったくありませんでした。

後編

 後編は冒頭からしばらくはほぼ原作どおりに進みますが、小五郎が事件現場に蘭たちを迎えにきた際、「キューっていって俺が思いつくのは…」というセリフの位置が心配して迎えにきてやったというセリフの後に順番が入れ替わっていて、更に野球場だけでなく九官鳥、救急車、卓球という文言が追加されています。

 それ以外についてはほぼ原作どおりであり、今回の作品は前編冒頭の空手部の練習風景以外は前・後編全体を通してほぼ原作どおりの構成でした。

豆知識

 関東地方を中心とした年中行事で11月の酉の日に行われる、各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)のお祭。鷲神社では日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が祀られていて、武運長久、開運、商売繁盛の神として信仰されているそうです。酉の日とは干支にある酉年と同じで12回に1度やってくるのですが、ひと月はだいたい30日か31日ですから毎月必ず2回か3回は酉の日がある計算になります。

 その由来としてはその昔日本武尊が戦に勝った後神社にお参りしたのが11月の酉の日で、その神社の松に武具の熊手を立て掛けた事から大酉祭が開催されるようになり、その祭の日に立った市が酉の市になったとか、11月の酉の日に星が輝き出して菩薩様が現れたとか、農民の収穫祭が酉の市の元となっているなど、諸説あるそうです。

 現在東京都内で酉の市が開催されている神社としては発祥の地とされている台東区浅草にある鷲神社の他、新宿区の花園神社、府中市の大國魂神社などがあります。

 ちなみに中部や関西などでは酉の市が開催される所は関東に比べて少ないそうで、えびす講というのが主流なのだそうですが、縁起物として熊手を買う風習は全国にあるのだそうです。

 農業で枯れ葉や干草を集めたり土を柔らかくしたりする際に農具として、他にも庭の掃除や潮干狩りなどにも使われる鳥の爪を模したような形をした道具。

 そして農具以外にも幸運や金運を「かき集める」という意味を込め、商売繁盛の縁起物として毎年11月の酉の日に各地の神社で開催される酉の市で売られることもあります。主に鷲が獲物をわしづかみすることになぞらえ、その爪を模したともいわれています。

乱舞璃神社(らんぶりじんじゃ)

 今回の事件のあった二の酉の日に蘭と園子が小五郎とコナンを連れて訪れた神社。酉の市が開催されていて縁起物の熊手が売られていた他、後述の名物ラブリーみくじが売られていました。おそらく「ラブリー」のもじりが名前の由来で実在の神社ではなさそうです。

ラブリーみくじ

 乱舞璃神社の名物で女性限定のおみくじ。1体300円。毎年酉の市にしか出ないおみくじで、好きな男の子の理想の女のタイプがバッチリわかるらしく、蘭たちの隣のクラスのC組の爽子(さわこ)という女子生徒はおみくじ通りにして告白した所うまくいったとかいかなかったとか。

山泥神社(さんでいじんじゃ)

 今回の事件が発生する前の週に一の酉が開かれた神社。その際にもヒョットコの面を被ったトリ男が現れて参拝客の手荷物がひったくられるという事件が続発したそうです。名前の由来は言うまでもなく少年サンデーからでしょう。

 ちなみに山泥神社というのは今回が初めての登場だと思いますが、「山泥寺」というお寺は52「霧天狗伝説殺人事件」で登場しています。

米花ニュース

 冒頭のトリ男出現を伝えるニュースでアニメのみですがニュースの名前に「米花ニュース」と表記がありました。

サンサンクリーニング

 アニメのみで蘭が小五郎の服をクリーニングに出していた店の名前。帰りの道で蘭が持っていた袋にこの名前が表記されていました。

 ちなみにこの名前を聞いてピンと閃いた方は相当隅々まで名探偵コナンをよく見ている人だと思いますがどうでしょうか。

 答えは566「相棒はサンタさん」で、サンタの母親である石川茂子がパートで勤務していたお店の名前がこのサンサンクリーニングでした。

NEXTコナンズヒント
File592 おみくじ
File593 火事
コント
File592
高木「僕も引いてみようかなあ」
園子「ラブラブな人には凶」
高木「それだけは、引かない!」

File593
蘭「次回、広島でミステリーツアー!」
小五郎「カキでビールだ!」
コナン「やっぱりね…」
OP
SUMMER TIME GONE」(倉木麻衣)
ED
Tomorrow is the last Time」(倉木麻衣)
監督
於地紘仁
構成
大宙征基
絵コンテ
大宙征基
演出
File592 黒田晃一郎
File593 山崎茂
作画監督
File592 山本道隆、長谷川真史
File593 かわむらあきお
ビデオ
-
DVD
PART19-7
評価

■以下ネタバレつき感想■
(未見の方はご注意下さい)

感想
評価 ★★★★

 今回のお話は酉の市に出没するひったくり犯トリ男の正体を突き止めるという内容で、結構意外な結末だったのではないでしょうか。実は被害者自身がトリ男でトリ男を刺した犯人が別にいたという結末で、気がついてみれば何でもない事のように思えるのですが、それをラブリーみくじに翻弄される蘭の心理描写を上手く絡めることで難解なミステリーに仕上げているというのはもうさすがというレベルですね。

 そして犯人については自分は結構干支には詳しいこともありすぐに分かりました。ただ小五郎みたいにスラスラと十干十二支は出てきませんが(苦笑)。十二支は言えますが普通は訓読みしか言えませんし、十干もせいぜい甲乙丙丁ぐらいです。そう考えると小五郎は実はすごく博学です。

 しかしそれにしてもラストの蘭が犯人に胴廻し回転蹴りも含めて3発お見舞いしますが、そのシーンの強烈ったことといったら凄かったですね。蘭が攻撃すると犯人の体を突き抜けて閃光が走っていました(苦笑)

 以前別の作品の感想で格闘シーンはもっと派手にして欲しいと要望を出したのですが、その期待を裏切らない見事なもので見ていてスカッとしました。

 それから今回久しぶりに塚本数美先輩が再登場して、このキャラクター結構お気に入りだったので非常に嬉しかったです。

 しかもアニメではオリジナルシーンまで冒頭に追加して頂いて、更にセリフもついていたので感無量でした。ただ空手はほどほどにくれぐれも大学受験も頑張ってもらいたいものですね(笑)

豆知識
壬申の乱(じんしんのらん)

 日本史を勉強する上では古代日本において重要な事件とされるものの一つで、干支で壬申(じんしん、みずのえさる)にあたる672年に起きた内乱。

 天智天皇の没後、天智天皇の子で跡を継いだ大友皇子に対し天智天皇の弟の大海人皇子が謀反を企て、謀反を仕掛けた側の弟の大海人皇子が勝利するという結末を迎えます。

 大海人皇子は後に天武天皇となって中央集権的な体制を構築する改革を次々と打ち出し、その意志は奥さんの持統天皇へと引き継がれて後の701年の大宝律令の制定などへと繋がっていきます。大宝律令といえば日本初の本格的な律令(令=民法と行政法、律=刑法)で、この制定で初めて日本が国家として形をなしたともいえる画期的な制度です。

 ちなみに天智天皇といえば645年に中大兄皇子であったときに平安時代に隆盛を誇った藤原氏の祖とされる中臣鎌足らと謀って蘇我氏を倒し「大化の改新」を進めた人物として有名ですが、その息子は逆にクーデターに遭い自害してしまうのですから、歴史というのは皮肉なものです。

阪神甲子園球場

 プロ野球阪神タイガースの本拠地として、また春と夏には高校野球の舞台としても使用される球児たちの聖地であり憧れの球場でもあります。

 あるのは大阪ではなく兵庫県西宮市で、大正時代に開始された高校野球(当時は中等学校野球)の人気の高まりを背景に、本格的な野球場の建設の必要に迫られて1924年の8月にオープンしました。所有しているのはタイガースの親会社でもある阪神電鉄で、多目的野球場として野球以外のスポーツやイベントなどにも使用されています。

 その名前の由来は球場が建設された1924年(大正13年)が60年ぶりに十干と十二支の最初の組み合わせ「甲(きのえ)子(ね)」となる縁起の良い年だったことから。

 その後第二次世界大戦の空襲や1995年の阪神大震災なども経験、近年のフルリニューアル工事を経て80年以上が経過した現在でも現役で活躍を続けています。

 ちなみにコナンでは383「甲子園の奇跡! 見えない悪魔に負けず嫌い」で事件の舞台として登場していて、青山先生の作品の一つ「4番サード」のキャラクターたちも姿を見せるなどして大変に盛り上がった回でした。

米花銀行

 アニメのみ名前が確認できますが、水江申次の預金通帳は米花銀行のものでした。

 これまでに79「銀行強盗殺人事件」、121-122「バスルーム密室事件」、150-151「自動車爆発事件の真相」、536「消えた名画の秘密」などに登場しています。

胴廻し回転蹴り

 蘭が塚本数美先輩から教わったという空手の技。詳しくは下記の動画をご覧ください。

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