(青山剛昌原作・小学館・週刊少年サンデー)
江戸川コナン 毛利蘭 阿笠博士 灰原哀 高木刑事 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 鈴木園子 沖矢昴 世良真純 安室透1 紺野宅司(34) 紺野純夏(32) 医師 留守番電話音声 宮野明美 赤井秀一 仮面ヤイバー |
本編の主人公、正体は工藤新一 本編のヒロイン、新一の幼なじみ 新一の家の近所に住む自称天才科学者 黒の組織から来た謎の少女、本名宮野志保 巡査部長、目暮の部下 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 帝丹小学校に通うコナンのクラスメート 鈴木財閥の令嬢、蘭の同級生で親友 工藤邸に居候する謎の大学院生 女子高生探偵、截拳道の使い手で蘭たちの同級生 小五郎に弟子入りを志願した探偵 夫 妻 米花総合病院 医師 留守番電話の音声 灰原哀の姉 FBI捜査官、諸星大の名で黒の組織に潜伏 子供たちに大人気の特撮ヒーロー |
高山みなみ 山崎和佳奈 緒方賢一 林原めぐみ 高木渉 岩居由希子 高木渉 大谷育江 松井菜桜子 置鮎龍太郎 日高のり子 声の出演なし 内田聡明 寺田はるひ 中田隼人 伊藤春香 声の出演なし 池田秀一 声の出演なし |
キャンプ場でお米を忘れ困っていた夫婦に自分たちの分を分けてあげたお礼にと、その時知り合った夫婦からバーベキューに招待されることとなった探偵団たち。いつものように阿笠博士のビートルに乗って夫婦の自宅を目指しますが、途中コナンは先日自分が誘拐された事件とその時の沖矢昴の様子について灰原哀と話したり、その直後にかかってきた世良真純からの電話に応対したりと大忙し。もっとも世良からの電話はこれからバーベキューだからとすぐに切ってしまったのですが…
一方その頃世良真純は蘭と園子と一緒に毛利探偵事務所へ向かっている最中でした。学校が早く終わったため探偵事務所に寄るというのですが、コナンがいないと聞いて残念そう。他にも小五郎に弟子入りした安室透や灰原哀のことも気になる様子でいましたが、ところが蘭からコナンが新一と一緒でホームズが好きだと聞かされると……
それから阿笠博士と少年探偵団たちは目的地の夫婦の家に到着しインターホンを鳴らしますが、すると探偵団たちを待っていたのはハロウィーンの仮装をしたカボチャのお化け…しかしハロウィンはとっくに終わっている、というよりもハロウィンは普通訪ねる子供の方が仮装するものだと探偵団たちの反応は冷ややかなものでした…。
だからやめておけと言っただろ…仮装して現れた妻に対してそう非難の言葉を浴びせたのはこの家の主の紺野宅司でした。しかしそれに対して妻の純夏は不満そうな様子…その後バーベキューがはじまっても夫・宅司の携帯電話が見つからないという話から、妻の純夏が夫の浮気を疑い携帯電話の中身を勝手に見たことで言い合いとなるなど、探偵団たちにまであの2人は大丈夫かと心配される始末だったのです…
一方毛利探偵事務所に到着した蘭と園子、それに世良の三人は、コナンがバーベキューで不在で安室もポアロのバイトが休みと知った世良がすぐに帰ることになり、蘭と園子は残念な様子…しかしどんな時でも明るく振舞う世良にいつでも底無しに明るいと園子は感心した様子。すると世良は昔全然笑わない人がいて、その人を何とか笑わせてやろうと思ってたらと何かを言いかけたのですが、そこへ何者かの気配を感じ……
その頃紺野夫妻は失くなった携帯電話を探して家の中を捜索中でしたが、探偵団たちはすでにバーベキューを食べ終えて満足な様子でくつろいでいました。ところがその時歩美が問題の携帯電話がバーベキューをしていた庭の椅子の下に落ちているのを発見、リビングにいると思われる夫婦の元へ届けに向かったのです。
ところが歩美が到着するとリビングではとんてもない事態が発生していたのです。何と妻の純夏がナイフを両手で持ち、今日という今日はもう許さない…殺してやると言ったかと思うと、夫に向けナイフを振り上げて今にも襲いかかろうとしていたのです。慌てて歩美はコナンたちを呼びに向かい…
歩美から話を聞きリビングへと向かったコナンたちでしたが、そこで見たのは何と…刺されていたのは夫の宅司ではなく妻の純夏の方で、胸にナイフを突き立てられた状態で仰向けに倒れていたのです…!!!
キャンプ場で親切にしたお礼にと紺野夫妻の家にバーベキューに招待された少年探偵団と阿笠博士たち。ところがいざやって来てみると夫婦はケンカばかり…もっともケンカする程仲がいいとも言うとか、夫婦喧嘩は犬も食わないからと探偵団たちは最初は大して気にも留めていませんでした。
しかし夫妻が探していた携帯電話を見つけた歩美がリビングにそれを届けようと向かってみると、何と妻の純夏が「殺してやる」と言いながら夫の宅司に刃物を向け今にも襲いかかろうという雰囲気だったのです。
歩美の連絡ですぐにリビングに向かったコナンたちでしたが、リビングでは何と襲いかかろうとしていた妻の純夏の方が胸にナイフを突き立てられた状態で倒れていて…
そしてその頃蘭と園子は世良真純を連れて毛利探偵事務所に戻ってきていましたが、何者かにつけられている気配を世良が感じて…
「この電話番号に電話して、メッセージを聞くと応募したことになるよ!」ということでプレゼントの告知がエンディング直前にありました。
前編では「番組特製オリジナルステンレスボトル」を50名様(非売品)、後編では「劇場版 名探偵コナン 11人目のストライカー Blu-ray Disc 11月21日発売」を30名様という内容でした。
まず冒頭オープニングまでが今回は結構長く、原作1話目5ページの最初のコマの世良の「知ってるさ…ず~っと前からな…」というセリフまでですが、この間ほぼ原作どおりの構成です。
特筆すべき点があるとすれば最初の元太の歌の最後に「カレー付き」というアドリブっぽいセリフが入っている(笑)点と、蘭たちが話をしている際に安室のことが出た時に原作では安室の姿が後ろに出るのですが、アニメではそれがなくなっている点ぐらいです。
その後前半は原作第1話目の最後まで進んでいきますが、細かいセリフの変更や若干のセリフの追加などありますが、全体的にほぼ原作どおりの構成となっています。
後半は原作第2話目からはじまり10ページ目の2コマ目のコナンのセリフ「でも一体何が…?」という部分まで進みますが、こちらもほぼ原作どおりの構成で特筆すべき点はありませんでした。
更にエンディング後も少しストーリーが進んで3ページ先の1コマ目のコナンの「ま、まさか…それを利用して」というセリフまでで前編は終了となります。
前半はまずオープニング前にかなり長い前回までのあらすじが挿入されていて、オープニング後は原作第3話目の4ページのコナンと灰原が姿を消す所まで進みますが、こちらもほぼ原作どおりの構成で若干のセリフの変更と追加があるぐらいです。
後半もほぼ原作どおりの構成で特筆すべき点はありませんでした。
女性が少年を対象に抱く愛情のことを指す造語で、男性の少女に対する愛情をロリコンというのの逆バージョンですね。作品の冒頭でコナンを気にかける世良真純に対して園子が心の中でこうつぶやいていました。
作中で出てきた血液型の話ですが、AB型が10人に1人、RHマイナスが200人に1人のため、2000人に1人になるんですね。
ナイフで刺された紺野純夏が運ばれた病院の名前。