映画「迷宮の十字路」聖地巡礼の旅 弁慶石

三条通と麩屋町通が交差する三条麩屋町にある、源義経と弁慶ゆかりの史跡の一つです。

幼少の頃に三条京極界隈に住んでいた弁慶が愛したといわれている石で、なでると弁慶のような力持ちになると伝わっています。

写真は冒頭の構図で、作中で登場するそのままで現在も光景を見ることができます。
手前右側のアーチ状に曲線を描く建物が印象的ですよね。
ただ弁慶石はその奥にある建物の敷地内にあります。

こちらは建物の中から三条通へ向けて、石を背後から撮影した構図です。
これも当時そのままで、向井のレンガ調の建物もそのままでした。

そして弁慶石のアップの構図です

そして平次とコナンが弁慶石を眺める構図
弁慶石は建物の階段の下空いた空間にあるのですが、その階段の構図や、左奥の通り向かいのレンガ調の建物の角の縦長の青い看板まで忠実に再現されているのが分かります

弁慶石を後にする平次とコナンの構図
建物の構造はもちろん変わっていませんが、作中では弁慶石の上の階段の所に赤いサンマリノという看板が横長にあるのですが、これは現在はなくなっているのが分かるかと思います。

そしてこの直後に平次とコナンの前に京都府警の綾小路警部が姿を見せます

更に綾小路警部が平次たちを指さして「ここは大阪と違います、素人は首を突っ込まんことや」と警告を発するシーン
左側のレンガ調の建物も、右側のビルの看板も、かなり忠実に再現されていますよね

最後に綾小路警部が平次たちのもとを去っていくシーン
構図的にはもう少しアップなのですが、これ以上寄れませんでした
真ん中にある駐車場の看板は青地に白文字のPのマークは同じですが、作中では看板の下側にありますが、現在は上側にあるなど、若干以前とは違っている部分もあるようです。

アクセスは三条通に面した麩屋町通との交差点の北東角にあり、地下鉄東西線「京都市役所前」駅や、京阪「三条」駅などから近く、また阪急「河原町」駅からも徒歩圏内です。

ちなみに三条通のこの周辺一体は、京都文化博物館や中京郵便局など明治以降の近代建築様式で建てられた建物が多く残っている地域で、「三条通界わい景観整備地区」にも指定されているレトロな雰囲気の趣のある場所です。

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