映画「迷宮の十字路」聖地巡礼の旅 鴨川

鴨川は京都市内の東側を流れる京都を代表する川として有名ですが、作中では鞍馬山から戻った平次とコナンが、山能寺で蘭・園子・和葉と会い、小五郎はどうしたのかと尋ねたところ、蘭が呆れた表情で「それがねえ」と言って場面が切り替わってすぐに登場します。

最初は鴨川の夜景で、その後先斗町、更に先斗町のお茶屋・桜屋と切り替わる訳ですが、桜屋はどこかとともに、この鴨川の夜景の場所もどこかというのは結構特定するのは困難でした。

しかし鴨川の場所についてはその後バッチリと特定することに成功。それが上記の写真です。
河川敷の奥に見える建物の並び方が、細部に渡って忠実に再現されていることが分かるかと思います。
そして写真右側、奥に橋が見えるのもお分かりかと思います。

この場所、実は四条大橋より南側から四条大橋、すなわち北側を北西に向かって眺めた光景で、橋は四条大橋の一つ南に架かる団栗橋でした。南北の位置的としては西は河原町仏光寺の交差点、東は宮川東西通とほぼ同じ位置の鴨川の東岸です。

そもそも発見するきっかけとなったのは、写真の真ん中やや左に見える薄茶の同じような形のビルがHの字のように二つ並んで見えるやつです。この特徴的な建物を発見できた後は、意外とすんなりとこの場所にたどり着けました。

ちなみに問題のビルは「京都住友ビルディング」といって、四条河原町交差点角にある、あのマルイの入っている有名な建物でした。

ただこのことが分かってちょっと苦笑いしてしまったのは、問題の風景が四条大橋より南側だったからです。

なぜなら先斗町の花街というのは鴨川の西側を南北に走る通りにありますが、三条通の1筋南から四条通にかけての間にお茶屋もすべてあるのを知っていたからです。

そのためまさか四条通より南側の光景というのは意外でしたが、この後の先斗町についてはちゃんと三条通から四条通の間の風景をモデルに描かれているようです。

背後にはすぐ松原橋が見えます。

松原橋のたもとには雪柳がきれいに咲いていました。
この雪柳の向こうに川上の川端通へ上がる坂道があります

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