映画「迷宮の十字路」聖地巡礼の旅 五条天神社

義経記では五条大橋ではなくここで弁慶と牛若丸が出会ったとされている、義経弁慶ゆかりの地の一つです
ちなみにこの神社があるのは西洞院松原の交差点ですが、なぜ五条通とは無関係な位置にあるのに五条天神なのかには理由があります。

これは五条大橋の紹介でも触れていますが、秀吉の都市改造計画までは松原通が五条通でした。通りの名はその後松原通になりましたが、五条天神社は名前がそのまま続き、松原通が五条通であったことを示す名残りともいえます。

まず上記の写真が冒頭平次の乗るバイクが五条天神へとやってくるシーン
左奥から鳥居前へとやって来ます。

五条天神の鳥居前に到着した平次とコナン
作中では見られませんが、現在の五条天神では鳥居の左手に見事な枝垂桜が植えられていて、ちょうど見頃の時期を迎えていました。ちなみに境内の立て札には「花祭記念植樹 垂れ桜」とあり、2004年(平成16年)11月に植樹されたと記されています。

「迷宮の十字路」は2003年(平成15年)の公開ですから、その翌年の植樹ということで、そのため当時は桜はなかった訳です。
しかしこうして桜1本あるだけで雰囲気が俄然明るくなりますよね。

平次とコナンが境内へと入っていく様子
作中と現代ではほぼ同じですが、桜とその右横の茂みも若干形が変わっているように見えますよね

本殿前にやってくる平次とコナンの構図
何か共通するものはないかと平次がコナンに聞きますが、何もありませんでした。

これは平次が何で山能寺の坊さんが自分の所ではなく、小五郎に依頼を持ちかけたのか、「関西で探偵ゆうたら俺やろ」とコナンに不満を漏らした時の構図です。
左奥の家も、右奥のマンションもいまだに健在でした。

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